気分はハリウッドスター!? 乗ったらヒーロー気分に浸れるモデル5選

気分はハリウッドスター!? 乗ったらヒーロー気分に浸れるモデル5選

 映画やテレビの中で主演の俳優に負けず劣らず輝きを放つクルマたち。そんなクルマに憧れたという人は少なくないはず。オジサン世代が幼少期に憧れた「西部警察」や「ナイトライダー」から、近年では「ワイルドスピード」シリーズなど。乗るだけで劇中気分に浸れそうなモデルをピックアップしてみたい。

文/奥津匡倫(Team Gori):写真/ステランティス、日産自動車、アウディ、アストンマーティン、プジョー、奥津匡倫(Team Gori)

【画像ギャラリー】懐かしい“ボンドカー”の写真あり!! 今もスクリーンで輝きを放つモデル(3枚)画像ギャラリー

クルマ映画と言ったらやっぱり外せない「ワイルドスピード」

ブライアン・オコナーの愛車として何度か作品に登場しているR35。演じたポール・ウォーカー氏もGT-Rを愛好しており、歴代モデルを所有していたらしい
ブライアン・オコナーの愛車として何度か作品に登場しているR35。演じたポール・ウォーカー氏もGT-Rを愛好しており、歴代モデルを所有していたらしい

 アメリカでスポコンブームを巻き起こしたきっかけとされるワイルドスピードシリーズ。今なお続くトヨタ80スープラの人気も、このシリーズの1作目が理由のひとつとされている。

 スピンオフ作品を除いてもトータル10作が公開された大人気シリーズ。実に多くのクルマたちが登場、活躍するが、シリーズが重なるごとにストーリーが荒唐無稽化しつつあり、同じクルマに乗ったとしても劇中気分に浸るのはちょっと困難か!?

 そんな中でも、やはりイメージとしてブライアンはGT-R、ドミニクはダッジ・チャレンジャーといったところだろう。というわけでまずはこの2車。もっとも、映画のイメージでこれらのモデルを選ぶ人は少なさそうな気もするが……。

プロモーション効果は絶大!? 「トランスポーター」シリーズ

アウディS8。パワフルなV8エンジンと4WDの組み合わせは頼もしい走りが期待できそう。映画の活躍を見てファンが増えたというのも納得できる
アウディS8。パワフルなV8エンジンと4WDの組み合わせは頼もしい走りが期待できそう。映画の活躍を見てファンが増えたというのも納得できる

 ジェイソン・ステイサムによるアクション映画、「トランスポーター」シリーズもクルマが大活躍するシリーズだ。運び屋を生業とする主人公の愛車の活躍ぶりは、作品を見た若者たちにブランドに興味を持つ大きなきっかけとなったと言われている。

 1作目はBMW7シリーズ(E38)だった主人公の愛車は、2作目以降アウディA8/S8となり、アウディファンを増やすのに貢献した。実際、高級セダンのA8やS8で劇中のような走りはできない(できてもモラル的に絶対NG)が、ああいう走りができる!! と思いつつ浸るのは悪くない。中古車なら価格も比較的お手頃だし。

気分はジェームズ・ボンドなアストンマーティン

2002年公開の「ダイ・アナザー・デイ」でボンドカーだったヴァンキッシュ。久しぶりのアストンマーティンのボンドカーということで話題になったが、敵役のジャガーXJRも凄かった
2002年公開の「ダイ・アナザー・デイ」でボンドカーだったヴァンキッシュ。久しぶりのアストンマーティンのボンドカーということで話題になったが、敵役のジャガーXJRも凄かった

 007シリーズのジェームズ・ボンドの愛車といえばアストンマーティンと誰もが即座に連想するほど、その2つは関連ワードだ。

 シリーズを通して、劇中には多くのアストンマーティンモデルが登場したが、印象的なのはやはりDB5だろう。でも、劇中に登場していないモデルでも、アストンマーティン自体に007のイメージが強く結びついている。

 つまり、クーペモデルなら何に乗っても気分はジェームズ・ボンド。高価なクルマなのでハードルはやや高いが、浸れるという点では悪くない選択肢だろう。

究極はやっぱりコレか!? ピータービルトモデル379

2011年公開の「ダークサイドムーン」のキャンペーンで都内を走り回っていたモデル379。劇中車と同様のカラーリングはそれだけでワクワク感があった
2011年公開の「ダークサイドムーン」のキャンペーンで都内を走り回っていたモデル379。劇中車と同様のカラーリングはそれだけでワクワク感があった

 クルマが多く登場し、それが活躍する映画と言う点では「トランスフォーマー」のシリーズも忘れられない。

 監督や製作者など、主要なポジションでシリーズに携わっているマイケル・ベイ氏は、もともとクルマのCMディレクターなどでキャリアを積んできた人物ということもあり、クルマをカッコよく描くという点で定評があるが、まさにそれが納得できるシリーズだと思う。

 登場するクルマたちはいずれもカッコよく活躍するため、筆者などはアイアンハイドにトランスフォームするGMCトップキックを欲しく思ってしまったほどだ。

 現在、オジサン世代な人たちの中には、G1時代、アニメを見て、そのおもちゃで遊んでいたという人も多いだろう。実車版に懐かしさを覚え、かつての憧れを思い出した、なんて人もいたのではないだろうか。そんな人にこそオススメなのはピータービルトモデル379だ。

 自分の駐車場にオプティマス、いや、コンボイ司令官が止まっていると思うと、それだけでワクワクできること間違いなしだ。ただ、左ハンドルの巨大なトラックという点でハードルは非常に高いのだが……。

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