まずはエンジンパーツ!!　ホンダがF1の部品などをメモラビリア事業で販売する件

　ホンダ・レーシング（HRC）が、モータースポーツファン、ホンダファンにはたまらないサービスを始めるようだ。過去のF1マシンの部品などを販売するメモラビリア事業が、まずは2025年8月に予定されるオークションで開始されるという!!

※本稿は2025年5月のものです
文：片岡英明／写真：ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出：『ベストカー』2025年6月26日号

F1のエンジン部品を販売！

　ホンダ・レーシング（HRC）は、過去のF1マシンの部品などをファンに販売するメモラビリア事業を開始します。第一弾はマクラーレン・ホンダMP4／5B（1990年）に搭載されたエンジンの部品です。

●片岡氏のコメント

　ホンダは1965年のメキシコGPでF1初優勝を飾り、2025年は60周年の節目になる。その機をとらえHRCは、新しいメモラビリア事業を8月から開始すると発表した。メモラビリアとは、記念すべき歴史的な記念品のことだ。

　HRCが展開する新しい事業では、マニアにとって垂涎のF1に関わる署名入りグッズや限定版のコレクターズアイテム、希少なレーシングカーの部品などを販売する。

　その第一弾は、アイルトン・セナとゲルハルト・ベルガーが1990年にF1で使用したホンダRA100E型F1エンジンの部品の販売だ。

　これはオークションになるようだが、今後はネット上で販売を行うECサイトの活用も考えている。今後はインディやMotoGPなどで使った部品や希少アイテムを販売することも検討中だ。楽しみだね。