2022年、先代スペーシアに追加設定されたスズキ スペーシアベース。その名の通り「基地」っぽい装備やギミックを取り入れ、「おじさんの姿をした子供」の心をがっちりキャッチ。しかしイマイチ影が薄いように感じるのは気のせいか!?
※本稿は2025年5月のものです
文:清水草一/写真:スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年6月26日号
スズキ スペーシアベース(147万1800~174万4600円)2025年1~4月平均月販台数:451台
●こんなクルマです
先代スペーシアの末期、2022年に追加設定されたモデルで、ズバリ車中泊需要をターゲットにしている。後席は商用車のような緊急用ゆえ、税金の安い4ナンバー。フラットフロア化することで、車中泊を可能にした。スペーシアはフルチェンジしたが、ベースは現在も継続販売中!
●ココがナイス!
スペーシアベースを見た瞬間から、そのナイスさに心を奪われた。これは子どもの頃にやった「基地遊び」の大人版じゃん! リアクオーターウィンドウを廃止して、内側には物入れを装備。車内に外部電源(100V)を引き込むこともできる。このクルマはちっちゃな基地なんだよ! ワクワクするじゃないか!
スペーシアベースのベースは先代スペーシアだけど、フツーに走る限り、よっぽどのクルマ変態じゃない限り違いはわかんないはず。オレにもわかんないもん。自動ブレーキの性能は違うけど。
見た目はアルファード系のオラオラグリルがついて、いかにも強そうでカッコいい。全体にワイルドで勇ましい仕上がりがナイスだ。ずっと売り続けてほしいぜ!
●清水草一氏からの「目立たせるための」処方箋
上手い付き合い方を、各地のショッピングモールで実演か?

















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