3.5Lツインターボ搭載!! 規格外すぎるボディに圧倒される日産 パトロールってどうなん

3.5Lツインターボ搭載!! 規格外すぎるボディに圧倒される日産 パトロールってどうなん

 サファリの販売終了以来、国内では途絶している日産の本格オフロードカー。トヨタ ランクルの独壇場としてしまうにはあまりにもったいないが、海外では日産 パトロールとして販売継続中。このクルマ……正直存在感ハンパないっす!!

※本稿は2025年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:奥隅圭之、日産 ほか
初出:『ベストカー』2025年7月10日号

【画像ギャラリー】あなたは圧倒されそして感動する!! 大パワーと上質感の中に大きな可能性を秘める日産 パトロール(16枚)画像ギャラリー

約3トンの車体が力強く加速する!

日産 パトロール。全長5メートル超、全幅2メートル超の規格外ボディをグイグイと前に押し出す大トルクが凄い
日産 パトロール。全長5メートル超、全幅2メートル超の規格外ボディをグイグイと前に押し出す大トルクが凄い

 デカイ!! ランクルも霞むほどのボリューム感に圧倒される。全長5350mm、全幅2030mm、全高1955mmもあるのだ。

 搭載されるV6、3.5Lツインターボは425HP/5600rpm、700Nm(71.4kgm)/3600rpmで、日産エンジンで最も大トルクを発するという。

 走り出すと約3トンの車重を感じさせないグイグイ押し出す加速に驚く。低回転から大トルクが出ているドライブ感で、たしかに中東の砂漠ではこのフラットトルクが必要なのだろう。

 テストコースなので少々速度を高めると、ビシッとした直進性と滑らかな乗り心地が印象的。ラダーフレームだがリアサスも独立懸架としたことで、ランクルなどのリジッドアクスルに見られる独特の揺さぶられ感がないのだ。

 岩場などではリジッドアクスルが接地力やクリアランス面で有利となるが、砂漠を高速巡航するには独立懸架のほうがいいという。

 今のところ「日本導入は未定」とのことだが、ランクルとは違った個性で勝負できる本格クロカンSUVとして、日産のイメージリーダーとなる大きな可能性を持ったクルマだ!!

●日産 パトロール主要諸元(中東仕様)
・全長×全幅×全高:5350×2030×1955mm
・ホイールベース:3075mm
・最低地上高:253mm
・乗車定員:8名
・タイヤサイズ:275/60R20
・エンジン:V型6気筒DOHCツインターボ
・最高出力:425HP/5600rpm
・最大トルク:700Nm(71.4kgm)/3600rpm
・トランスミッション:9速AT
・サスペンション:マルチリンク

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