EVについては足踏み感ばかりが報じられるが、電動化シフトはじわじわと進んでいるようだ。その象徴とも言えるのがBYDだ。日本上陸から2年半、2025年6月末時点で累計登録台数は5000台を突破! “じわ伸び”の背景には、確かな戦略と手堅い進化があった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:BYD、ベストカーWeb編集部
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2025年6月、BYD Auto Japan(略称:BAJ)の月間登録台数が512台に達し、前月の416台を上回って2か月連続の過去最高記録を更新。2023年1月の国内販売開始からの累計は5305台に。これが今の日本の電動化のリアルだ。
とくに好調をけん引したのが、4月に発売された新型「シーライオン7」。価格以上の価値を提供するBEVとして注目され、日本自動車輸入組合のブランド別登録台数ランキングで5月に初のトップ10入りを果たした。デザインや先進装備も含めて「EVらしさ+実用性」でユーザー評価も上々だ。
販売ネットワーク整備が加速を支える
BYDの伸長はクルマ単体の魅力だけでなく、地道な販売体制の構築にも理由がある。BAJは「2025年末までに全国100拠点」を掲げており、2025年6月末時点で63拠点(正式店舗42店)を展開。購入後の安心感を届けるインフラ整備が進んでいる。
2025年上半期の登録台数は前年同期比+167%の1636台。前年の販売台数の2223台が早くも射程に入ってきた。主力のATTO 3(比率40%)やドルフィン(32%)に加え、シール(17%)、シーライオン7(11%)と着実にラインアップを拡充。PHEVや軽EVも控えており、まだまだ“電動化の本番”はこれからだ!











コメント
コメントの使い方ドルフィンのあのずんぐりむっくりした姿が可愛すぎて好き
もっと街中で見かけるようになってほしい!!
ハード、ソフトの完成度のバランスが高いので人気は当然です。イギリスなどでもテスラを抜いてBYDがいちばん売れてるようです。我が家の界隈でもよく見かけるようになってきました。ディーラーができたら試乗します。
通常で考えると、これだけ中国EVにリスク感覚のある日本人に、この数を売ったのは凄い!となります。
一方で、これを買ったのが日本人でないと仮定すると、日本人のフリする必要なく大手を振って買える一家がこれだけあるってことは、実際にはどれだけの数が浸食しているんだろう、と前が暗くなりますね・・・