別記事にて、日本国内外のさまざまなホットハッチをご紹介してきたが、これからの時代に忘れずにお伝えしたのが「電動ホットハッチ」。電動ならではの特性を内燃機関にはマネできない「売り」へと昇華し、近年存在感を高めている!!
※本稿は2025年6月のものです
文:松田秀士/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年7月10日号
電動ホットハッチの魅力
BEVのホットハッチといえば強烈なインパクトなのがIONIQ5 N。もう異次元のスポーツEVだ。
まずその前後モーターパワーが強力。たしかにテスラなどライバルも凄いけど、前後駆動力コントロール(FF⇔RR)を自在にセットアップできるのだ。
RRのドリフトや4WDの深い角度のドリフトもできてしまう。前後駆動配分の違いによるハンドリングがまるでゲームの世界!
さらにギアがないのにパドルシフトを使えばエンジン音も各ギアでの加減速Gも忠実に再生。知らなきゃEVとわからないよ。
●ヒョンデ IONIQ5 N 主要諸元
・全長×全幅×全高:4715×1940×1625mm
・ホイールベース:3000mm
・車両重量:2210kg
・モーター:交流同期電動機
・総電力量:84.0kWh
・最高出力:F=175kW、R=303kW
・最大トルク:F=370Nm、R=400Nm
・Fサスペンション:ストラット
・Rサスペンション:マルチリンク
・タイヤサイズ:275/35R21
・車両価格:858万円
ほかにもあります! 電動化されたホットハッチ
電動化が推進される今の時代らしく、ホットハッチにも電動車が増えてきた。
別記事で紹介したノートオーラNISMOはe-POWERなのでエンジンを搭載しているが、駆動はモーターなので「電動ホットハッチ」だ。
国内ではコンパクトカーのEVはまだ少ないが、欧州では魅力的な電動ホットハッチがさらに増えていきそうだ。


























コメント
コメントの使い方ioniq5 Nは他のioniqと別物でとても楽しい車です。でもそれはサーキット試乗に限れば、の話。
2200kgの車体は大きく切れ角も悪く想像以上に取りまわし苦労しますし、タイヤや航続距離は目に見えて減るので常に消費してる感がすごい。
500eも前荷重だけで800kgなのが運転してて誰でもわかるくらい重く感じます。
オーラnismoはトルク制御が巧みでオススメしたいですが、価格が高いのがネック。