収穫後に備蓄米として保管されていた「古古古米」。味についてはさまざまな意見があるようだが、「古古古米」と同時期の2022年に登場したトヨタ クラウンクロスオーバーの味はどうだ!? 登場以来、ほどよく熟成されていたぞ!!
※本稿は2025年6月のものです
文:国沢光宏/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
※中古相場は荻原文博氏調べ
※2025年累計販売台数は1~5月
※主要諸元中のMはモーター
トヨタ クラウンクロスオーバー(2022年7月発表)515万~680万円
●DATA
・2025年累計販売/4850台
・2022年式中古相場/約383万~約599万円
・主な変更履歴/2024年4月:一部改良&ランドスケープ(特別仕様車) 2025年4月:70周年記念車(特別仕様)
●デビュー時の印象
このクルマが新米だった時の印象は「狙いは面白いけれど質感が少しね~」だった。実際、ハリアーなどの兄弟車という位置づけだったため期待値に届かず。
●現在の味&評価
2024年の一部改良でインテリアの質感が圧倒的に変わりましたね! 硬い樹脂の部分をソフトパッドにしたり、塗装の仕上げを変えたり、色合いを変えたり、加飾したりと、使える手をすべて使ってきた感じ。
少し大げさに表現すると、トヨタとレクサスの中間くらいの雰囲気になっている。けっこうお金かけたんじゃなかろうか。あまり売れなかったテーマカラーのゴールドっぽいツートンカラーをやめたのもよかったと思う。ツートンはどの色もデザインのよさを引き出せておらず。
走りの質感はブラッシュアップされ、しっかりクラウンらしくなった。2.4Lターボハイブリッドは相変わらずいい!
●トヨタ クラウンクロスオーバー(2.5HEV)採点チェック(登場時→現在)
・パワーユニット:7点→7点
・ハンドリング:8点→8点
・乗り心地:7点→8点
・運転支援機能:7点→7点
・コスパ:7点→8点
★総評:美味しさアップ!

















コメント
コメントの使い方これは一番改善してほしい所が良くなりましたね。最初の年次改良でやるべき内容ではありますが、実行されたことが大切。値上げも無し。
非常に車両感覚が掴み易く、上級感を謳った競合のなかでは最善で、バック駐車も左寄せも乗ったその日に補助カメラなしで楽にできるほどです。
また、欲しいボタンが欲しい場所に押しやすくあることも良く、それは内装の色気のなさにも繋がってましたが、今回かなり改善されたことを期待。