昨年12月にCEV(クリーンエネルギー自動車)補助金の上限額が見直された。具体的にはBEVは130万円、PHEVは85万円に増額。軽BEVは据え置きでFCVは150万円の減額だ。これらは2026年1月1日以降に新車として新規登録を受ける車両が対象。つまり、BEVを新車購入する絶好の機会がやってきたのだ。補助金額は車種によって異なるが、お得なこと間違いなし!
文:木内一行/写真:スズキ、トヨタ、日産
【画像ギャラリー】bZ4Xが絶好調!! 今が国産BEVの買い時だ(12枚)画像ギャラリー「トヨタ新BEVブランドのフロントランナー」 トヨタ・bZ4X
トヨタがスバルと共同開発し、2021年の上海ショーで世界初公開されたbZ4X。
2022年に日本へ導入された時はリース専用だったが、翌年には一般販売も開始。トヨタの新BEVブランドであるbZシリーズの第1弾として、より幅広いユーザーの獲得を目指した。
EVらしい斬新さとSUVならではの力強さを融合させたデザインが目を引くが、注目はスバルと共同開発したBEV専用プラットフォームの採用だ。
滑らかで意のままの走行性能と本格SUVの走破性を追求するべく、薄型バッテリーを床下に平置きし、ホットスタンプ材や高張力鋼板を用いたボディ構造を採用。低重心化と高剛性化を実現し、走りの魅力を引き出している。
駆動方式はFFと4WDが用意され、後者はスバルのAWD技術「X-MODE」がトヨタ車として初めて採用された。
2025年10月には一部改良を実施。内外装のデザインを刷新するとともに、航続距離の延長や充電時間の短縮などを実現した。
具体的には、一充電走行距離が上位グレードのZで746km(FF)/687km(4WD)に延長(デビュー時は559km/540km)。急速充電の時間も最短約28分に短縮された(150kW(350A)の急速充電で、約10%から約80%までのおおよその充電時間)。合わせて、駆動システムの出力も向上し、車両本体価格も引き下げられている。
ちなみにbZ4Xの場合、補助金交付額は全グレード共通で最大の130万円。ただし、現時点では3月31日登録分までで、それ以前でも予算に達し次第終了となる。
2026年4月以降に関しては、補助額を決定する評価基準の厳格化が検討されているなど、現状が維持されるかは不透明だ。そのため、ホンキで狙っているのであれば早めに動くことをお薦めする。
「日産BEVシリーズのフラッグシップSUV」 日産・アリア
2023年に北極から南極まで走破する世界初のチャレンジに成功し、大きな話題を呼んだアリア。発表されたのは今から5年以上も前の2020年7月で、翌年6月には予約を開始した。
シンプルでありながら力強いエクステリアはクーペライクなフォルムで、先進技術やコネクティッド技術のイメージをデザインで表現したという。
インテリアは、従来室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置することで、欧州CセグメントながらDセグメントなみの広い空間を確保。大型スクリーンを設置し、物理的なスイッチを排除したダッシュボードが未来的だ。
グレードは、66kWhのバッテリーを搭載するB6と91kWhのバッテリーを搭載するB9の2種で、それぞれにFFと4WD「e-4ORCE」を設定。加えて、各部に専用チューニングを施したNISMOもラインナップする(e-4ORCEのみ)。
一充電走行距離は、最も短いのがB6 e-4ORCEの460km、最も長いB9(19インチ車)では640kmとなる(NISMOは除く)。
なお2025年12月のマイナーチェンジでは、フロントマスクの変更やサスペンションセッティングの最適化のほか、インフォテインメントシステムがGoogle対応になるなど機能性も向上した。
補助金の交付額は、NISMO B9 e-4ORCEのみ103.2万円だが、それ以外はすべて129万円。
これに加え、地域によっては地方自治体の補助金と併用できるものもあるから、BEV購入のハードルもずいぶん下がったはずだ。
【画像ギャラリー】bZ4Xが絶好調!! 今が国産BEVの買い時だ(12枚)画像ギャラリー














コメント
コメントの使い方