2024年12月に逝去されたスズキの鈴木修氏が、生前インドの自動車業界の発展に貢献されていたのは周知の通りだが、その鈴木修氏に、インド政府からインド国家勲章が授与された。2025年前半を明るく彩るビッグニュースだ!!
※本稿は2025年6月のものです
文:井元康一郎/写真:スズキ
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
インド経済への貢献が認められる
スズキ元会長の鈴木修氏がインドの国家勲章を受章。2025年4月28日の叙勲伝達式では鈴木俊宏社長が代理で勲章を受け取った。
2024年12月に逝去した自動車業界の名物経営者、鈴木修元スズキ会長に対し、インド政府は2025年4月、国家勲章「パドマ・ビブシャン」を授与した。
授賞理由は言うまでもなくインド経済への貢献である。1981年に海外メーカーとして初めてインドに投資を決断。その際、修氏はマルチ・ウドヨグをスズキの子会社ではなく、インド政府との折半出資という形で、インドの自動車メーカーとして発足させた。
そんな経緯から鈴木修氏はインド産業近代化への功労者として敬愛を受けた。受章はその結果といえる。









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