走って楽しいあのクルマこのクルマ……今後の動向が気になるスポーツモデルはたくさんある。それらは「存続」するのか「消滅」するのか……気になる今後の最新情報をお届けしつつ、残る車種については次期型の情報もチラ見せします!!
※本稿は2025年7月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、日産、マツダ、ホンダ、ダイハツ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年8月10日号
トヨタ スープラ……「いったん」消滅
BMWとの協業で生まれた現行型スープラは、2025年3月、国内300台限定の「Final Edition」が発表された。これ以外の標準モデルは現在継続販売されてはいるが、2025年中の終売がアナウンスされている。つまり、スープラはA80時代に続き、再びいったん消滅となる。
が、スープラは再び復活する。2027年のデビューに向けてトヨタが独自に開発を進めている。トヨタの新世代FRプラットフォームを採用し、直4、2Lターボハイブリッドを搭載。マツダの直6を搭載するとの情報もあるが、現時点では詳細は不明だ。
トヨタ GR86……存続
2代目となるGR86が登場したのは2021年10月。初代同様、スバルとの協業により水平対向4気筒エンジンを縦置きするプラットフォームをベースとした、言わば正常進化モデルだ。
現行型はデビューから4年未満ということもあり、しばらくは一部改良を繰り返しながら熟成されていくことになる。
一方で次期モデルの開発は進められている。スバルとの協業ではなく、トヨタ独自の開発によるFRスポーツとして生まれ変わるのが3代目86。
パワートレーンはトヨタが力を入れて開発中の新世代高効率直4、2Lターボの純エンジン。FRスポーツの走りを支える。
登場は早くとも2027年以降。それまでは現行型の進化、熟成も楽しみだ。
日産 スカイライン……存続
現行スカイラインは2014年にデビュー。2022年にハイブリッドが消滅し、現在は3L、V6ツインターボのみとなっている。注目は圧巻の加速性能の405psの400Rで、ハイパワースポーツセダンとして根強い人気を誇る。
次期型については不透明だったが、日産のイヴァン・エスピノーサ社長自らが存続を明言。パワーユニットなども不明な状態だが、スカイラインは存続するだけで意味がある。
マツダ ロードスター……存続
2015年にデビューして10年が経過するが、細かく改良を重ねていることもあり、その魅力は褪せるどころか増すばかり。初代以来「人馬一体」を追求し、現行ロードスターはその集大成ともいうべきモデルだ。
次期型についての情報では、純内燃機関車として、2029年頃まで現行に細かく手を入れて販売を続けるというのが最有力。重量配分的にはBEVのほうが有利なだけに、次期型はBEVになるという情報もあり。
ホンダ シビックタイプR……不明
2015年登場の4代目でニュルのタイムアタックを開始して、FFコンペティションへと変貌を遂げたシビックタイプR。研ぎ澄まされた進化、特殊性がクルマ好きの琴線を刺激し、シビックシリーズの販売のメインとなるほどの人気だ。
次期モデルについての情報は皆無で、存続するかどうかもわかっていない。次期型シビックの登場は2027年が有力視されているため、その時点で継続か、存続かが判明する。継続を望む!



















































コメント
コメントの使い方