オーナー感涙のロードスターレストア工房に潜入!! 本邦初公開!!

オーナー感涙のロードスターレストア工房に潜入!! 本邦初公開!!

 マツダは、2017年12月に初代NA ロードスターのレストアサービスを開始させ、同時に失われた純正パーツの復刻に取り組んでいる。

 NAロードスターレストアサービスは、大きく「基本メニュー」「オプションメニュー」「フルレストア」と3つのメニューに分かれており、価格は以下のようになっている。

■基本メニュー …… 254万7000円~

■オプションメニュー
A:インテリア …… 71万3000円~
B:エンジン&パワートレイン …… 81万5000円~
C:シャシー&サスペンション …… 40万8000円~
D:エアコン …… 25万5000円~
E:アルミホイール&タイヤ …… 20万4000円~

■フルレストア(基本メニュー+全オプションメニュー)…… 494万2000円~

 レストアサービスの本拠地は、広島県安芸郡府中町にあるマツダ本社。現在のところ、5台のNAロードスターがこのサービスでよみがえっている。

 今回は普段入ることのできない、レストア工房の最深部まで潜入することができたので、レストアの裏側から、自動車メーカーであるマツダがなぜレストア事業を立ち上げたのか? など普段見れない、聞けない話を皆さんにお届けしたい。

※本稿は2020年1月のものです
文・写真:フェルディナンド・ヤマグチ、編集部
初出:『ベストカー』 2020年2月26日号

【画像ギャラリー】レストアサービスで復活した5台目のNAロードスターの姿をご覧あれ!!


■最高齢で31歳! マツダを語るうえで欠かせない名車となったロードスター

 世界で最も愛されているライトウェイトスポーツカーといえば、間違いなくマツダの「ロードスター」だろう。「ふたり乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一」として2000年にギネスに認定されて以来、60万台、70万台、80万台、と10万の大台を突破するごとにギネスから認定され、2016年には、ついに生産台数100万台を突破した。

いま見てもシンプルな美しさが宿る初代ロードスター。ユーノス店(現在は消滅)専売モデルで、「ユーノス ロードスター」の車名で登場。歴代唯一のリトラクタブルヘッドライトを採用していた

 そのありがたいロードスターも、時代に合わせたモデルチェンジを重ね、今や当代取って4代目に。一番小さく一番軽い、NA型と呼ばれる初代のモデルは今でも一番の人気者である。

 だがしかし。初代NAの生産期間は1989年から1997年。最も新しい個体でもすでに23歳。人間であれば若者だが、クルマであれば結構なロートルだ。アチコチにガタが出てくるお年頃である。楽しみながらコツコツとレストアしているマニアも多く存在するが、サンデーメカニックにも限界がある。マツダに「なんとかしてくれ」と依頼してくるオーナーも少なくない。

 そんな背景があり、マツダは自らNA専門のレストア事業を2017年12月から開始した。ポルシェやフェラーリのレストア事業は有名だが、あちらはどだい”もとの値段”が違う。2000万かけて直しても、リセールを考えれば決して高くない。

 だが、200万円前後の安価なライトウェイトスポーツをメーカー自らがレストアして、果たして事業として成り立つのだろうか。そもそも日々の生産で忙しい量産車のメーカーが、レストアなどできるのだろうか。

 わからないことは聞きましょう。ということで広島にあるNAロードスターのレストア工房に直撃取材を敢行した。お話を伺ったのは、4代目の現行NDロードスターの開発主査でもあった商品本部の山本修弘ロードスターアンバサダーである。

次ページは : ■元ロードスター開発主査が語るレストア事業の本音

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