アメリカの自動運転タクシー大手のウェイモが東京での営業を準備中だが、日本企業であるニューモとティアフォーが、大阪府内での自動運転タクシー事業化に向けて協業を発表。場合によってはウェイモに先んじて営業を開始するかも!?
※本稿は2025年7月のものです
文:角田伸幸/写真:ウェイモ ほか
初出:『ベストカー』2025年8月26日号
純日本製の自動運転サービス誕生!
自動運転タクシーの実現に向けて、配車アプリなどを手がけるニューモと、自動運転ソフトを手がけるティアフォーが、大阪府内での事業化に向けて協業を始めると発表した。
ティアフォーはオープンソースの和製自動運転ソフト「オートウェア」の開発元で、各地での実証実験で得た技術とノウハウを投入する。
一方のニューモは買収などによってタクシー車両1000台超、従業員1500人超の事業規模を持ち、そのリソースを使って実際の自動運転タクシーサービスを行う。
両者の協業の背景にあるのは、いうまでもなく高齢化や人口減少で深刻化する移動手段の確保。政府は2027年度までに100カ所以上での自動運転移動サービス実現を目標に掲げ、支援などを行っている。
日本での自動運転タクシーに関しては、一足先に米ウェイモが、東京でデジタルマップの作成などに取り組んでいる。
今回のニューモの自動運転タクシーへの取り組みは、展開次第ではそのウェイモのサービス開始に先駆けるかもしれず、注目される。純日本製の自動運転サービスに期待しよう!









コメント
コメントの使い方