ジャパンモビリティショー2025のスバルはアツかった。そう、STIから2台のコンセプトモデルを出展。そして忘れてはいけないのが、富士24時間でチラ見せされた謎のプロトタイプ。2台のコンセプトモデルのどちらかなのか!?
※本稿は2025年10月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:スバル、西尾タクト
初出:『ベストカー』2025年11月26日号
BEVの新提案とICEの逆襲
パフォーマンスをアピールするSTIからは、2台のコンセプトモデル「パフォーマンスE STIコンセプト」と「パフォーマンスB STIコンセプト」を披露。いずれもフロントの一部分と前者がBEV、後者がICEということは事前に公開となっていた。
まずは、BEVであるパフォーマンスE STIコンセプト。高効率エアロと実用性を両立させたボディに、見上げれば抜けのよい開放的なキャビン、そしてドライバーの意のままに応える制御が持ち味。
数字の凄さだけでなく、ステアリングを握った瞬間に鳥肌が立つ。そんな体験を狙う開発思想は、クルマ好きなら胸が熱くなるはずだ。
一方のパフォーマンスB STIコンセプトは、エンジンが主役となる王道のハイパフォーマンスカー。伝統の水平対向ターボ×シンメトリカルAWDというスバルの資産を再解釈し、実用性と走りの歓びを両立させた。
スバルは2025年5月に、スーパー耐久 富士24時間レースの会場で謎のプロトタイプをサプライズ公開した。その“答え合わせ”が、ついにJMSの会場で行われることになるだろう。

























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