意外と減点の多いチューニングがある!?
大きな傷はもちろんのことだが、意外と盲点なのがステッカーチューニングだ。
ボディにステッカーを貼っている場合、ステッカー跡が残ったり、塗装面に日焼け跡が残っていたりすると減点対象。正直、ステッカーをはがすまでボディの状態は分からないから、最悪の状態を想定して査定に反映させるケースが多くなる。
もしステッカーを貼り付けるなら、ボディではなくウィンドウ部分に貼ることをおすすめしたい。塗装面よりも剥がす処理が楽なので、マイナス査定になりにくい。是非お試しあれ。
また基本的に社外品によるチューニングは、マイナス査定になることが多いことも覚えておこう。純正パーツはOKだが、社外品は基本NG。
これは査定して仕入れたクルマを再販する時に、保証などがかけられなくなり売れにくくなるためだ。外した純正パーツを残しておくことで、大幅な査定ダウンは逃れることができるので、覚えておいてほしい。
査定の世界は一般ユーザーが知らないことばかり。まずは高く買ってもらうためにどのようにクルマを売れば良いのかを考えると、高額査定への道のりがみえてくる。人の手で行われる査定には、他人の感情も乗るだろう。心象や雰囲気も査定額には少なからず影響を及ぼす。査定は決して機械的な業務ではない。

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