2025年1月に注文したスズキ「ジムニーノマド」が、筆者のもとについに納車された。受注開始直後に注文が殺到し、わずか4日で受注停止となってしまった超人気モデルジムニーノマド。長い納車待ちの間は、SNSなどで納車されたオーナーさんからの情報を収集するなど、予習をしてきたのだが、実際にクルマを手に入れてみると、事前の情報だけではわからなかった気づきもいくつかある。今回は、オーナーとして実車に触れて初めて気づいたジムニーノマドの「アレコレ」をご紹介したい。
文:吉川賢一 /写真:SUZUKI、エムスリープロダクション
【画像ギャラリー】受注停止からおよそ1年 2026年1月30日に受注が再開される スズキ「ジムニーノマド」(19枚)画像ギャラリー仮予約から11か月で納車に!!
2025年1月30日に日本での発売が発表されたスズキ「ジムニーノマド」は、発表直後から注文が殺到。国内月販目標1200台に対し、その約33倍にあたる約5万台もの受注を集め、わずか4日で受注停止という異例の事態となった。ただようやく2025年10月27日に「2026年1月30日よりご注文の受付を再開します」とのリリースが出され、「待ってました!」と胸を躍らせている人も多いだろう。
筆者は、2025年1月30日の正式発表より少し前に「ジムニー(シエラ)の5ドア版がそろそろ登場するらしい」という情報をSNSでキャッチ。すぐにスズキディーラーへ足を運び、仮予約を入れていた。その際、ディーラー担当者からは「ジムニーシエラからの切り替え希望者の直後に並ぶことになる」と説明を受け、納車時期は「2025年の夏ごろ」と伝えられていた。
ところがその後、納期は「未定」に変更。半年以上にわたって「いつ納車されるのかわからない」状態が続いた。ジムニーノマドの納車を見越して、所有していたコンパクトカーを早々に手放していたため、セカンドカーのない宙ぶらりんな期間を過ごすことに。2025年5月には「増産する」とのリリースがあり、期待を膨らませたものの、夏が過ぎ、秋が来てもスズキからの連絡はなし。しかし11月下旬、ついに「配車が決まりました!!」との連絡が入り、そして先日、待望の納車となった。
外観はやはり「かっこいい!!」 内装の「作業場」感覚もまたいい!!
実車を目の前にして、まず感じたのは「カッコいい!!」ということ。まん丸のヘッドライトにフロントグリル、前後バンパーやフェンダーは樹脂むき出しで、いかにも武骨な佇まい。リアにあしらわれた「ノマド」エンブレムも特別感があり、所有欲をくすぐられる。
フロントドアはシエラよりも小ぶりで、そのぶん狭い場所でも乗り降りがしやすいし、後席ドアの存在は、人を乗せる機会が少なくても、やはり「正解」だと感じる。カバンなどの荷物をさっと置けるだけでも、日常での使い勝手は確実に向上する。
ドアを開けて座り込むと、車内は横方向の余裕こそ限られるものの、シフトノブやギアセレクターが並ぶ様子は、まるで小さな作業場のようで、このクルマの性格をよく表していると感じる。メーターも視認性が高く実用重視の構成で、シートはホールド性こそ控えめだが、クッションは硬めでしっかりしており、座り心地は良好だ。
運転姿勢は、少し背の高い椅子に腰かけている感覚に近い。運転席からの視界は良好だが、ルームミラーが低い位置に取り付けられているため、最初はやや邪魔に感じた。もっとも、これは多くのジムニーオーナーが指摘している点でもあり、高さを下げる社外品も用意されている。筆者も交換を検討中だ。






















コメント
コメントの使い方貴重な実車レビューありがとうございます。
自費で買った愛車となると、どうしても愛着沸いて甘くなるのは仕方ないとは思いますが、
そこはジャーナリストとして心鬼にフラットに、「自分の感覚でどうか」ではなく「〇〇と比較して~~くらい△▽」と評して頂けると助かります。
特にジムニーは比較対象が必須で、ジムニー同士や一部軽と比較したら話がおかしくなります。普通車比較でも車種と、現行か旧年式かも重要です