為替変動やトランプ関税など、自動車業界にとって激動の一年となった2025年。国内8社にとっては安泰のメーカーもあれば波乱だったメーカーもある。ここでは、国内自動車メーカー8社の2025年をまとめて総括し、評価&採点する。
※本稿は2025年12月のものです
文:井元康一郎、渡辺陽一郎/写真:マツダ、スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年1月10日号
井元康一郎の総括
トランプ関税や為替相場の変動など厳しい逆風に晒された自動車業界。改めて浮き彫りになったのは収益力の大切さだ。
売上高に対する原価率が低いメーカーは対応できたが、高いメーカーは薄利多売で儲けていた企業まで壊滅的な打撃を被った。
強いメーカーがトヨタとスズキだけというのでは、日本は過度の円安を是正することすらできない。経済の足を引っ張らないためにも業界全体の体質改善が求められるところだ。
渡辺陽一郎の総括
今の小型/普通車では、トヨタの人気が際立って高く需要も集中している。その結果、納期の遅延や受注停止が生じた面もある。
トヨタは中古車の転売や価格高騰を避けるためにも周到に生産してほしいが、日産とホンダも、軽自動車への依存度を下げて小型/普通車に力を入れるべきだ。
今は小さなクルマに乗り替えるダウンサイジングが主流だが、アップサイジングへ導く工夫もしないと、国内はさらに枯れた市場になる。
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