1月後半、東京でも冷え込みが続き、未明や明け方の路面凍結対策として凍結防止剤が使われる場面が増えている。雪が少ない都市部だからと油断していると、知らないうちにクルマの下回りはダメージを受けがちだ。冬の走行後に意識したい洗車のポイントを、改めて整理しておこう。
文:ベストカーWeb編集部/画像:Adobestock(トップ写真=One@Adobestock)
【画像ギャラリー】雪国だけじゃない!! 東京でも要注意だゾ(2枚)画像ギャラリー凍結防止剤は塩! 都市部でもクルマにダメージが及ぶ
雪道対策の切り札として活躍する凍結防止剤。その正体は、塩化ナトリウムや塩化マグネシウム、塩化カルシウムといった塩類である。
水に溶けると凝固点が下がる性質を利用し、路面を凍りにくくする仕組みだ。塩化カルシウムは水と反応して発熱するため、特に寒さの厳しい地域で使われることも多い。
注意したいのは、こうした凍結防止剤が雪国だけでなく、東京都内の幹線道路や首都高でも散布されている点だ。
勾配区間や橋梁部では、スリップ防止のために積極的に使われている。雪がほとんど残っていなくても、タイヤが巻き上げた凍結防止剤混じりの水分が、下回りや足回り、ホイールの内側に付着してしまう。
塩分は金属にとって大敵で、放置すればサビの進行を早める。沿岸地域で潮風を浴びたクルマが傷みやすいのと同じ現象が、冬の都市部でも起きているというわけだ。
雪道走行後はスピード勝負! 下回り洗浄がクルマを救う
結論はシンプルだ。雪道や凍結防止剤が撒かれた路面を走ったら、なるべく早く洗車すること。ボディが汚れていなくても安心してはいけない。洗車機に通すだけでは不十分で、重要なのは下回りを高圧水でしっかり洗い流すことだ。
コイン洗車場や市販の高圧洗浄機を使い、サスペンションのアーム類やダンパー周辺、タイヤの裏側、タイヤハウスの内側を重点的に狙おう。ここに凍結防止剤が溜まりやすい。
下回りを終えたら、ボディ全体も洗浄する。特にタイヤが巻き上げた汚れが付きやすいボディ側面やリアバンパー周辺は念入りにチェックしたい。
1月後半は寒さが続く一方で、日中は路面が乾きやすい日も増える。雪が降った直後だけでなく、その後のケアこそがクルマの寿命を左右する。少しの手間でダメージを防げるのが洗車だ。冬の相棒にひと手間かけて、春を気持ちよく迎えたい。
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