2026年1月の東京オートサロンで注目されたホンダのスポーツブランド「HRC」。モータースポーツでは以前からトヨタ「GR」、日産「NISMO」と競い合ってきたこの3者と、他メーカーが参戦するモータースポーツ活動について見てみよう。
※本稿は2026年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、ダイハツ、スズキ ほか
初出:『ベストカー』2026年3月10日号
GR・NISMO・HRCのモータースポーツ活動
GRはトヨタ、NISMOは日産、HRCはホンダのワークスとなるが、参戦カテゴリーはそれぞれ。3社すべてが参戦しているのはスーパーGTとスーパー耐久だが、やはり熾烈なのはスーパーGTのGT500。
2026年はHRCがシビックタイプRに代えてプレリュードのGT500マシンを投入。熟成の進むフェアレディZ、今シーズンが最後の可能性が高いGRスープラの三つ巴の決戦は見もの。
世界選手権ではGRがWRC(WECは2026年からトヨタレーシングで参戦、F1はハースに関与のみ)、日産がフォーミュラE、HRCがF1ということでこちらも楽しみ。
WRCのトヨタは大本命で安泰かもしれないが、HRCはまったく新しいパワーユニットで先が読めず、日産は念願のメイクスタイトル獲得なるかに注目が集まる。
チャート図を見てもわかるとおり、GRも凄いがHRCの参戦カテゴリーの多さはさすがだ。2輪も含めると圧巻。
モータースポーツなんてやっている場合じゃない、という意見もごもっともだが、明らかに見劣りする日産&NISMOの奮起に期待しているファンは多い!
そのほかの日本メーカーのモータースポーツ活動
●マツダ
マツダスピリットレーシングは、かつて存在したマツダスピードの令和版。マツダのワークスチームで、S耐に参戦するために作られ、2026年も次世代技術を研鑽するST-Qクラスにロードスターとマツダ3で参戦。
●スバル
スバルワークスのSTIはGR、NISMO、HRCに勝るとも劣らない存在。WRC後はニュル24時間レースに挑戦中で、技術を市販車にフィードバック。S耐のST-Q、GT300、全日本ラリーにも参戦中。
●三菱
三菱のモータースポーツ活動といえばラリーアート。2022年からアジアクロスカントリーラリー(AXCR)にワークス参戦し、2025年はトライトンで総合優勝。日本を含め活動の拡大に期待がかかる。
●スズキ
2008年のWRC撤退以降、事実上四輪のモータースポーツ活動は撤退状態。TAS2026でS耐参戦のスイスポが展示されたが、あれはプライベーターのマシン。あえて展示したのに意味があるのではないかと勘繰ってしまう。スズキの復活に期待したい。
●ダイハツ
D-SPORTレーシングチームがワークスチームで、コペン、ミライース、ロッキーで全日本ラリーなどに参戦。地味ではあるが堅実に活動している。
【画像ギャラリー】あなたの愛車にもレースで培った技術が活かされているかも!? 国内メーカーのモータースポーツ活動(16枚)画像ギャラリー


















コメント
コメントの使い方