マンション住まいや月極駐車場ユーザーには制約が大きい
逆に、マンション住まいや月極駐車場ユーザーにおいては、BEVは実用面で制約が大きく、選択肢になりにくいのが実情です。たとえ1リッター220円に達したとしても、充電スポットを探して、30分以上の時間を費やす「タイムロス」を考えれば、数分で給油が終わるHEVのほうがよほど効率的です。
もうひとつ、BEVには「リセールバリュー(売却価格)」への懸念という無視できない要素もあります。カローラクロスのような人気車は数年後も一定の残価が期待できますが、BEVは、車種にもよりますが、バッテリー劣化への不安や技術革新のスピードの影響を受けやすく、中古車相場が不安定になりがち。たとえ走行コストで得をしたとしても、手放す際にその利益が吹き飛ぶリスクを考えれば、慎重にならざるを得ません。

220円になっても「万能の正解」にはならない
ガソリンが220円になったからといって一気に普及が進む段階はありませんが、補助金が打ち切られ、ガソリン価格がこのまま高止まりすると仮定すれば、BEVも選択肢として無視できない存在になるとはいえるかもしれません。ただ、充電環境や使い方といった条件によっては導入のハードルも残っており、HEVのように広く受け入れられるまでには、インフラ整備やコスト面でのさらなる改善が求められるといえそうです。
【画像ギャラリー】ガソリンレギュラー220円ならBEVが普及する?? まだ無理?? いまBEVを買う人の理由と買わない人の事情(39枚)画像ギャラリー







































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