スバルがクロストレックに追加した特別仕様車「Limited Black」。2.0L直噴エンジン+モーターのe-BOXERを搭載した「Limited」をベースにした特別仕様車です。
派手なカスタムを施したわけではないにもかかわらず、全体の雰囲気はかなり精悍。クロストレックというクルマのキャラクターに、この「黒」が非常にしっくり馴染んでいるように感じます。
黒いクロストレックはなぜかっこよく見えるのか。そこには、スバルが得意とするSUVづくりの巧さが関係しているかもしれません。
文:吉川賢一/写真:SUBARU
【画像ギャラリー】ちょうどいいかっこよさ!! スバルの「ブラック」をキーワードにした特別仕様車たち(31枚)画像ギャラリー全体をギュッと引き締める「ブラック仕立て」の魔法
スバルは2026年4月2日、クロストレックの特別仕様車「Limited Black」を発表しました。ベースとなるのは、2.0L直噴エンジン+モーターを組み合わせたe-BOXER(ストロングハイブリッド)搭載の「Limited」。その名の通り、「ブラック仕立て」されているのが特徴で、エクステリアでは、ダークメタリック塗装の18インチアルミホイールを採用するほか、フロントグリルバーやドアミラー、ルーフスポイラーをブラック塗装化。通常モデルよりも全体が引き締まった印象となっており、クロストレック特有のアクティブな雰囲気に、精悍さが加わっています。
インテリアも各所がブラック化されており、本革巻ステアリングホイールにはシルバーステッチとブレイズガンメタリック加飾を採用。本革巻シフトレバーにも同様の加飾が与えられ、インパネトリムやインパネ加飾パネル、ドアトリム、インパネセンターリング&シフトリングパネルにも、ブラックやガンメタ加飾を追加。天井や柱の部分(ルーフ&ピラートリム)までダークトーンで統一したほか、ドアミラースイッチなどの細かなパーツまでブラック化されています。
また、ナビゲーション機能も特別装備として追加されており、見た目だけでなく装備面での商品力向上も図られています。
ボディカラーは全8色。クリスタルブラックシリカやアイスシルバーメタリック、マグネタイトグレーメタリック、ピュアレッド、サファイアブルーのほか、33,000円となるクリスタルホワイトパール、シトロンイエローパール、サンドデューンパールも設定されています。車両本体価格は、FWDモデルが税込323万4000円、AWDモデルが344万8500円。これはベースのLimitedと同じ価格です。
「少しアクティブで、少し上質」というちょうどいい塩梅
クロストレックの特別仕様車といえば、「Limited Style Edition」が現在も販売されています。こちらは、イエロー塗装加飾付のLEDフロントフォグランプやシート表皮のほか、イエローアクセントの付いたシフトブーツやステアリングホイールのステッチなどを施した「遊び心を感じるモデル」です。
一方、今回のLimited Blackは、通常モデルのアクティブな雰囲気に、ブラックパーツによって精悍さを高めた仕立て。「ブラック仕様」は、ガチオフローダーだと厳つくなりすぎ、都会派SUVだとチャラくなりやすいですが、クロストレックは、最低地上高は十分に確保しつつ、扱いやすいボディサイズや視界のよさ、日常での使いやすさを重視した「ちょうどいいSUV」。
しっかりとした走行性能を備えた実力派でありながら、サイズ感や視界のよさは日常に寄り添っている。この「ど真ん中」の存在だからこそ、ブラック加飾が「アウトドアのタフさ」と「都会的な上質さ」をバランスよく繋いでくれるのでしょう。「少しアクティブで、少し上質」。この絶妙な塩梅が、現代のユーザーが求める「頑張りすぎない格好よさ」に、うまく合致しているのかもしれません。




































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