ウマにちなんだ名を持つクルマ
●ポルシェ タイカン
ポルシェ初の完全EV(電気自動車)であるタイカンはウマ由来の車名だ。
タイカン(Taycan)の由来はトルコ語にあり、「活発な若いウマ」を意味している。
ポルシェの初のフルEVを若々しいウマになぞらえたわけだが、もちろんエンブレムの跳ね馬にも通じるものがある。
ポルシェは自社の車名を数字+アルファベットのみで示すことが多く、ウマに由来する車名を持っているのはこのタイカンしかないのが少々意外。
同様にフェラーリにもウマにちなんだ車名のモデルはラインナップされていない。
●三菱自動車 エクリプス/エクリプスクロス
三菱自動車が1990~2012年に販売(日本国内では2006年まで)していたクーペモデルはエクリプスの名を持っていた。
エクリプスは本来の英語では「日食」を意味し、日食の日に生まれたイギリスの競走馬にエクリプスという名が与えられた。
このエクリプスが18世紀のイギリス競馬界で輝かしい成績を残し、なんと18戦18勝を記録している。
三菱自動車のエクリプスは、この名馬の名に由来したもので、スポーティクーペの名としても違和感はない。
エクリプスの事実上の先代モデルはスタリオンだったが、スタリオンも「種馬」を意味する英語であり、ウマ由来の車名といえる。
三菱自動車のエクリプスは2012年をもって4世代の歴史を終えているが、2017年にはクロスオーバーSUVのエクリプスクロスが誕生した。
エクリプスクロスはクーペのエクリプスから継承された車名であり、公式では競走馬との関係は触れられていない。
●フォード マスタング
アメリカンマッスルカーを代表する存在にフォードのマスタングがあるが、こちらのマスタングもアメリカの「野生馬」を意味している。
野生馬という荒々しいイメージのあるマスタングは、語感的にもマッスルカーの名称にふさわしく、初めてこの名称が使われた1964年から、現在の7代目まで引き継がれている。
なお、MUSTANGのつづりから、かつての日本では「ムスタング」と表記・発音されていたこともあったが、現在はアメリカでの発音に近いマスタングが一般的になっている。
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