2026年2月に日本へ復活したホンダCR-V。注目は、2L直噴アトキンソンサイクルエンジンと2モーターハイブリッドを組み合わせた第4世代eだ。しかもCR-V専用の2段エンジン直結ギアを採用。いったい走りはどう変わるのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:
【画像ギャラリー】雪道でも圧倒的な四駆性能!! CR-Vの走行ショットを大公開!(12枚)画像ギャラリー2段エンジン直結ギアで“モーター任せ”から一歩先へ
ホンダのeは、基本的にモーターで走る気持ちよさが魅力だ。エンジンは発電役として働き、状況によってエンジン直結走行も使う。今回のCR-Vで新しいのは、そのエンジン直結にハイ/ロー2段のギアを持たせたこと。しかもCR-V専用のギアレシオ設定だ。
これが効くのは、市街地のゆるい加速や登坂など、ちょっと負荷がかかる場面。従来ならモーター走行と発電をうまく使っていた領域で、ロー側のギアを使ってエンジンを効率よく直結できる。つまり「静かで滑らか」だけでなく、「必要な時にエンジンの力をムダなく使う」方向へ進化したわけだ。
価格はe RS FFが512万2700円、4WDが539万2200円。WLTCモード燃費はFFが19.8km/L、4WDが18.2km/Lとなる。ボディの大きい上級SUVとしては、燃費と走りのバランスをかなり欲張った設定だ。
高速も坂道も余裕感アップ!! CR-Vらしい大らかな走りに効く
CR-Vは小さなSUVではない。全長4705mm、全幅1865mm、全高1690mmの堂々たるサイズを持つ。だからこそ、eには発進の滑らかさだけでなく、高速道路や山道での余裕が必要だ。2段エンジン直結ギアは、まさにそこを狙った装備といえる。
高めの速度域ではハイ側、負荷が高い場面ではロー側を使うことで、エンジンをおいしい領域で働かせやすい。これにより、アクセルを踏み足した時の力強さや、巡航時の伸びやかさが出しやすくなる。電動感はそのままに、エンジン車っぽい自然な力感も加わるイメージだ。
さらに4WD車はリアルタイムAWDを採用し、SNOWモードも用意する。ブラックエディション4WDは577万9400円と高価だが、Honda SENSING 360や上級装備も含めれば、CR-Vの全部入りに近い。
結論として、新型CR-Vのeは「燃費のためのハイブリッド」だけではない。2段エンジン直結ギアによって、街中、高速、登坂まで気持ちよく走らせるための上級SUV用ハイブリッドへ進化した。大柄なCR-Vをラクに、静かに、そしてちょっと楽しく走らせる。ここが新型のいちばんおいしい部分だ。
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