グリルからホイール、エンブレムまで黒で統一したN-WGNカスタムの特別仕様車ブラックスタイル。いかつい軽カスタムになりそうだが、実車の雰囲気はむしろ落ち着いた大人向け。形を派手に変えず、光沢の異なる黒を丁寧に重ねたことが、その理由だ。通常モデルとの差額6万6000円に納得できるか検証しよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
【画像ギャラリー】四角いフェイスがいいね!! N-WGNカスタムのクセになる顔がコレ(4枚)画像ギャラリー光沢の異なる3種類の黒を使い分ける!!
ブラックスタイルの面白さは、外装を単純に真っ黒へ塗っただけではないことだ。フロントグリルモールやグリルロアーモール、フォグライトガーニッシュ、アルミホイールには、深みのあるベルリナブラックを採用する。
ドアミラーやアウタードアハンドル、シャークフィンアンテナ、リアライセンスガーニッシュ、前後の車名エンブレムには、細かな輝きを持つクリスタルブラック・パールを使用。ボディを見る角度や光の当たり方によって、黒の表情が微妙に変化する。
室内には艶のあるピアノブラックを採用した。助手席側インパネガーニッシュ、ステアリングガーニッシュ、前後ドアのオーナメントパネルを黒で統一し、クロームメッキのエアコンアウトレットリングをアクセントとして残している。
黒いパーツを増やしながら威圧感が強くなりすぎないのは、バンパーやグリルの形そのものを大型化していないからだ。N-WGNカスタム本来の背が高すぎないプロポーションも効いている。黒で“盛る”というより、黒で全体を引き締めた印象だ。
6万6000円で手に入る特別感
価格は自然吸気のLブラックスタイルが186万100円、L・ターボ ブラックスタイルが197万8900円。通常のN-WGNカスタムに対し、どちらも6万6000円高となる。
追加されるのは主に内外装の加飾で、エンジンや安全装備、快適装備に違いはない。走りや機能だけで考えるなら、通常のN-WGNカスタムを選ぶほうが合理的だ。
ただし、メーカー純正なら各部の色調や艶がきちんとそろい、後からパーツを交換する手間もない。アルミホイールまで専用品になることを考えると、6万6000円は極端に高い設定ではないだろう。
ボディカラーは4色。クリスタルブラック・パールなら黒一色のステルス感が際立ち、プラチナホワイト・パールなら白と黒のコントラストが鮮明になる。トワイライトミストブラック・パールは色味の違う黒を重ねた渋い仕上がり。注目はボタニカルグリーン・パールで、深い緑に黒いパーツが映え、アウトドア風とは違う上品な個性を楽しめる。
しかもターボのブラックスタイルでも、自然吸気のN-BOXカスタムより1万5400円安い。パワフルな走り、専用の黒い内外装、充実した安全装備が200万円を切るのは魅力的だ。
派手なメッキや巨大なグリルではなく、細部の仕上げで特別感を味わいたい。そんな大人にこそ、N-WGNカスタム ブラックスタイルは似合うのだ!
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