クルマには通常用意されたグレードのほかに、付加価値をつけて設定される「特別仕様車」が存在する。「特別」という響きについ惹かれるが、既存グレードと比較してお得感はあるのだろうか? コスパの鬼・渡辺陽一郎氏が徹底調査!!
※本稿は2026年8月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:ホンダ、ダイハツ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
ホンダ プレリュード 2027リミテッドエディション(2026年8月20日発売)
ボディカラーは、落ち着いた雰囲気を感じさせる専用のプレミアムクリスタルガーネットメタリック(ワインレッド)としている。
後輪側のブレーキキャリパーもレッドになって車名も入り、アルミホイールの仕上げは切削ブラッククリアだ。シートの色彩やステアリングホイールのステッチなど、内装もボルドーやレッドに変更した。
特別装備の内容は色彩の変更だけだが、価格は12万6500円高い。装備の追加がないため割高にも感じるが、プレリュードは車両価格が600万円を超える高価格車だ。値上げ額を比率に換算すると2%に留まる。色彩の変更が気に入ったら、選ぶ価値はある。
●主な特別装備
・プレミアムクリスタルガーネットメタリック外装
・ブラック塗装アルミホイール
・レッド塗装ブレーキキャリパー
・ボルドー加飾内装 など
●お買い得度:★★☆☆☆
ホンダ ZR-V クロスツーリング(2026年3月27日発売)
ハニカム形状のフロントグリル、バンパーコーナープロテクター、特別色アルミホイールなどを追加した。2WDでは追加したステアリングヒーターを除くと、形状と色彩の変更で価格は22万2200円アップ。
●主な特別装備
・ハニカムパターンフロントグリル
・マットブラック18インチアルミホイール
・専用フロントバンパー
・専用サイドガーニッシュ など
●お買い得度:★★☆☆☆
ホンダ N-BOX JOY ブラックスタイル(2026年7月17日発売)
各部の色彩をブラックに変更して、9インチホンダコネクトナビ、右側スライドドアの電動機能、マルチビューカメラ、内装のイルミネーションなどを加えた。
価格はベースグレードのジョイに比べて40万4800円高い。特別仕様車に加わる装備の価格換算は約32万円なので、色彩の変更が8万円に相当して割高だ。
●主な特別装備
・専用デザインLEDヘッドライト
・ブラック塗装エンブレム
・ブラック塗装専用デザインリアバンパー
・ブラック塗装ホイールキャップ など
●お買い得度:★☆☆☆☆
ダイハツ タフト ラギッドベンチャー(2026年7月15日発売)
フロントマスクの装飾、アルミホイールのガンメタリック塗装などを行い、脱着式ラゲージアンダーボックスを装着した。ベース車より8万2500円高いが、ラゲージアンダーボックスが加わるので割高ではない。
●主な特別装備
・専用フードガーニッシュ
・専用バックドアガーニッシュ
・シルバーアンダーガーニッシュ(前・後)
・ガンメタリック内装加飾 など
●お買い得度:★★★☆☆
【画像ギャラリー】あなたなら追加料金払える!? プレリュードからタフトまで最新特別仕様車を一挙に見る(24枚)画像ギャラリー




























コメント
コメントの使い方