減少の一途を辿る日本の人口。そんな現状の中で将来の労働力を確保するため、三菱自動車はAIスタートアップ企業のハイランダーズとヒューマノイドロボット製造で協業するという。職場の同僚が「ロボット」という世界がやって来る!?
※本稿は2026年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:株式会社Highlanders(PR TIMES)、ベストカー編集部、テスラ
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
京都工場から始まる日本企業のプライド
毎年90万人の人口減少。それは、東京ドームおよそ18個分のパワーが、この国から毎年消えていくことを意味する。少子高齢化という波が、ものづくり大国・日本を窮地に立たせている。
そんな危機感を胸に、三菱自動車と東大発のAIスタートアップ企業のハイランダーズが、熱い握手を交わした。「人とロボットが共に働く新しい産業基盤」を創るという、壮大なチャレンジへの第一歩である。
AIという頭脳と、ハードウェアという身体。この両方を自ら創り上げるパッケージこそが、海外のビッグデータに勝つ唯一の道だと、ハイランダーズ代表取締役CEOの増岡宏哉氏。
舞台は、三菱自動車京都工場。2027年、ヒューマノイドロボットが同地で産声を上げる。自動車メーカーとロボット企業による量産協業は、世界初の挑戦だ。
会場では、ヒューマノイドロボット「N」によるパフォーマンスも披露された。名前の由来は日本、人間、そして願いの頭文字。1秒間に100回、自ら考え、動き、そして学ぶ。「動かせば動かすほど賢くなる」姿は、生きている人間の姿そのものだった。
「もう一度、日本をナンバーワンに」。増岡氏の言葉には、クルマ好きたちの胸を熱くした、ものづくりのロマンと説得力があった。
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