2026年7月21日、危険運転致死傷罪の要件をより明確にするため、「酒酔い運転」に数値基準が導入された改正自動車運転死傷処罰法が施行された。どれだけ悲惨な事故を繰り返しても後を経たない飲酒運転の決定的な歯止めとなるのか!?
※本稿は2026年8月のものです
文:片岡英明/写真:AdobeStock(トップ画像=Freer@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
酒酔い運転に吸気1L中「0.5mg以上」というアルコール濃度数値基準を設定
危険運転致死傷罪の要件を明確化するため、数値基準を導入する改正自動車運転死傷処罰法が2026年7月21日に施行されました。高速度や飲酒の基準値を超えた状態で死傷事故を起こせば、原則として一律で適用対象になるそうです。
●片岡氏のコメント
飲酒運転による悲惨な事故があとを絶たない。これまでの道路交通法では、吸気1L中アルコール濃度が0.15mg以上という数値基準があった。が、罰則の重い酒酔い運転には数値基準がなかったのだ。
裁判でもめることも多かったから法改正を行った。酒酔い運転にも吸気1L中アルコール濃度「0.5mg以上」という数値基準を設けたのだ。
この基準を超えた状態や、アルコールを多量に飲んで正常な運転が困難な状況で死傷事故を起こした場合、危険運転致死傷罪の対象になる。
また、危険運転致死傷罪については、速度オーバーについても基準が設けられた。制限速度60km/h以下の道路で50km/h以上、60km/hを超える道路では60km/hオーバーで死傷事故を起こすと危険運転致死傷罪の適用対象となる。
飲酒運転は絶対ダメ!!
【画像ギャラリー】飲酒運転の基準が変わった!? 危険運転致死傷罪の新ルールをチェック(6枚)画像ギャラリー







コメント
コメントの使い方