まさかの「日産とVW」が手を組む!? サンタナ以来約40年ぶりの再タッグ! 北米向け大型SUVを共同開発か

まさかの「日産とVW」が手を組む!? サンタナ以来約40年ぶりの再タッグ! 北米向け大型SUVを共同開発か

 注目のニュースがドイツで報じられている。フォルクスワーゲンと日産が、北米向け大型SUVの共同開発を検討しているという。まだ協議の段階とみられるが、もしも実現すればあのサンタナ以来およそ40年ぶりのタッグが見られる!?

※本稿は2026年8月のものです
文:角田伸幸/写真:フォルクスワーゲン、日産
初出:『ベストカー』2026年9月10日号

【画像ギャラリー】日産とVWが手を組んだらどうなる!? 次期型の共同開発が噂される「アトラス」の姿を一挙に(14枚)画像ギャラリー

およそ40年ぶりの再タッグ結成か?

フォルクスワーゲンの北米向け大型SUV新型アトラス。この次のモデルが日産との共同開発になる?
フォルクスワーゲンの北米向け大型SUV新型アトラス。この次のモデルが日産との共同開発になる?

 フォルクスワーゲンと日産が、北米向け大型SUVの共同開発を検討していると独紙が報じた。まだ協議段階とみられ、対象車や発売時期などは明らかになっていないが、実現すれば世界の自動車業界を驚かせる異色タッグとなりそうだ。

 VWは2026年春、北米向け3列シート大型SUVのアトラスを発表したばかり。ならば今回の話で念頭に置かれているのは、その次期型である可能性が高い。アトラスは米テネシー州のチャタヌーガ工場で生産され、北米ではVWの屋台骨を支える重要モデルだ。

 しかし北米専用色の濃い大型SUVは販売地域が限られる一方、巨額の開発費がかかる。しかもVWは目下、世界規模で厳しいコスト削減を迫られている。大型SUVにも電動化対応や原材料高などの逆風が吹くなか、日産と車台や部品を共用できれば、負担を抑えながら商品力を高められる。

 そしてこの協業は、日産にも渡りに船かもしれない。日産側は北米事業の立て直しと、現地工場の稼働率向上が急務だ。

 ホンダ向けピックアップを日産が生産するとの噂も浮上しているが、VWとの共同開発にも、同じく生産能力を有効活用したい狙いがあるのかもしれない。日産は北米で大型SUVやピックアップを長年手がけてきただけに、開発・生産の両面で蓄積したノウハウが活かせる。

 VWと日産の協業と聞いて思い出すのは、1980年代に日産が日本でノックダウン生産したサンタナ。当時とは市場も協業の形もまるで違うが、約40年を経て両社の名前が再び並ぶとは胸が熱い。

 コスト削減から始まった話が、日独の持ち味を融合した魅力的な大型SUVへ育つのか、続報を待ちたい。あわよくば日本導入も!

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