電車やバスを利用する際、多くの人がICカードやスマートフォンを使って決済を行っているが、近い将来、それらを取り出さずに乗れる日がやってくる。2027年秋、大手私鉄バスで、「手ぶら決済」の実証実験が始まるのだ!!
※本稿は2026年8月のものです
文:角田伸幸/写真:AdobeStock(トップ画像=naka@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
カード決済→タッチ決済を超えて……手ぶら決済へ!?
鉄道やバスに乗る時は、スマホやカードをかざすタッチ決済が主流。しかし手がふさがっている時は面倒で、交通各社は次なる仕組みを考えている。
すでに顔認証式が登場しているが、2026年秋からJCBなどが実験を始めるのが、無線を使った「手ぶら決済」だ。
利用者はあらかじめスマホの専用アプリに年齢やクレジットカード情報などを登録。鉄道やバスに乗ると運賃箱などの車載機器がスマホと無線でつながり、利用区間に応じた運賃を自動で決済する。実験は2026年秋にも大手私鉄系バスの路線で始まり、2028年度以降の実用化を目指すという。
使われるのは、数十メートル離れていても位置を高精度で特定できる超広帯域(UWB)無線。傘や荷物で両手がふさがっていても、スマホや小銭を取り出さずに乗り降りできる。訪日客や高齢者、子どもにも優しい仕組みと言えるだろう。
JR東日本も2027年春、品川駅周辺で同じ無線技術の実証実験を予定している。ただし、位置情報や乗車履歴を扱うだけに、個人情報をどう守るかも実用化への重要な課題となりそう。今後に注目だ。
【画像ギャラリー】「スマホを出してピッ」さえも不要になる!! 2026年秋から「手ぶら決済」の実証実験開始!!(6枚)画像ギャラリー







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