クルマ購入の際、グレードと並んで悩みがちなのがオプション選びだ。後付け出来ないものもあるため「一応つける」となりがちな上、「つけてはみたが使わなかった」という話もよく聞く。後悔しないための上手なオプション選びとは!?
※本稿は2026年9月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
装着&非装着をしっかりと吟味
●後付けできずに後悔
クルマには自由に選べるオプションも用意される。
メーカーの生産ラインで装着される安全装備などを中心にしたメーカーオプションと、フロアマットなどの小物類が多いディーラーオプションがある。
カーナビなどは両方に設定される場合があり、ディーラーオプションは種類が豊富だが、販売会社の利益が多く含まれ、価格は概して割高だ。メーカーオプションのカーナビは種類は少ないが、生産ラインで装着するので価格が割安になる。
ディーラーオプションには、購入後に装着できる内容も多いが、メーカーオプションは安全装備やサンルーフなどが中心なので後付けができない。
後悔しないためにも、購入時にはメーカーオプションを入念に確認して、必要な装備を忘れないようにしたい。
そのオプション、ほんとに必要!?
●使わないのに高いオプションを装着して後悔
また、ディーラーオプションには、ボディコーティングなどを含めて販売会社が装着を奨励している内容もある。頼まなくても見積書に記載されることもあるが、不要なら断る。
例えば、CX-5の買い得グレードは「G」だが、セットオプションのEXパッケージを装着する時は注意したい。
EXパッケージには、上級の運転支援機能やBOSEサウンドシステムなどが22万7700円で装着されて割安だが、これを選ぶなら、さらに32万2300円高い最上級のLも検討する。EXパッケージの内容に加えて、本革シートなども採用されて、センターディスプレイは15.6インチに拡大する。
売却時の査定はグレードを基準に行うため、EXパッケージはあまり評価されないが、Lなら高値で売りやすい。ただし10年以上使うとLでも査定額が下がり、GにEXパッケージを加えても売却額は大差ない。
長く使うなら、外装色も含めて売却時に不利でも好みに合った仕様を選びたい。
★後悔しないためのポイント★
・メーカーオプションは購入後の装着ができないので要注意
・メーカーオプションは、ディーラーオプションよりも全般的に買い得
・見積書に勝手に記載されるディーラーオプションは不要なら断る
・高値で売るならオプションを多く装着するより標準装着の上級グレードを選ぶ
・10年以上使うなら一般的に査定額が下がるからどの仕様を選んでも大差はない













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