クルマを選ぶ時、少しでもカッコいいクルマ、少しでも個性的なクルマに乗りたいと思うのは人の常。イメージやインスピレーションは大事だが、それに踊らされすぎてはいけない。凝り固まったイメージは後悔となって帰って来るのだ!!
※本稿は2026年9月のものです
文:佐々木 亘/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
「カッコいい」「高性能」「個性的」……イメージ優先は後悔のもと
クルマ選びにおいて、人気やカッコよさだけで決めてしまうのは危険である。見た目やブランドイメージが先行すると、実際の使用シーンとのギャップに苦しむことになりかねない。
あるオーナーは、無骨で力強いスタイリングに憧れてランドクルーザー70を購入した。街なかで存在感を放つその姿には満足していたが、いざ日常使いを始めると現実は厳しかったのだ。
リーフスプリング特有の乗り心地は、毎日の通勤や買い物時に違和感があり、伸びない燃費には給油のたびにため息をつく羽目に。憧れだけで選んだ結果、生活との相性の悪さに涙を飲むことになったのである。
被らないからと不人気車を買って後悔!?
一方で、周囲と差をつけたいと個性派のスズキ キザシを選んだ人もいる。「みんなと同じは嫌だ」という思いから選んだその一台は、確かに個性をアピールできた。
しかし数年後、査定に出すと、想定をはるかに下回る金額を提示され愕然とすることに。人気がない車種は中古市場での需要も低く、リセールバリューが大きく目減りしてしまうのだ。
見た目や個性を優先することは決して悪いことではない。しかし、それが自分や家族の使い方、そして将来の売却まで見据えたものでなければ、後悔だけが残ってしまう。
イメージと実用性のいいあんばいを冷静に見極める姿勢こそが、賢いクルマ選びの第一歩だ。
★後悔しないためのポイント★
・イメージ先行はNG! 現物で確認を
・乗り心地に難がありそうなクルマはレンタカーを使った試乗もオススメ
・個性派なクルマは乗り潰すつもりで買え
・好イメージ=高リセールではない
・違和感のあるクルマを買わない












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