一度は所有してみたい憧れの輸入車。しかし国内メーカーのような便利さを期待していると、思わぬ後悔がやってくることになる。購入後にガッカリしないためにも現実を知ることが重要だ。いっそ気持ちまでおおらかに、海外のノリにする!?
※本稿は2026年9月のものです
文:佐々木 亘/写真:アウディ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
「憧れ」だけの輸入車購入はダメ!
●種々の問題発生に後悔
一度は輸入車に乗ってみたいという憧れは、多くの人が抱く夢だろう。しかし、その憧れだけで購入に踏み切ると、思わぬ現実に直面することになる。
あるオーナーは、初めての輸入車購入に胸を躍らせていた。しかしアウディ Q2の納車後まもなく、その理想は次第に色褪せていく。
まず驚いたのはサービス拠点の少なさだ。近隣にディーラーがなく、点検やメンテナンスのたびに遠方まで足を運ばなければならない。
さらにパーツ代の高さにも頭を抱えた。国産車とは桁違いの費用がかかり、家計を圧迫する。加えてパーツの取り寄せに時間がかかり、納期の長さにも辟易した。
●国産より安い査定に後悔
さらに追い打ちをかけたのが、売却時の査定額。新車購入時には高額な代金を支払ったにもかかわらず、いざ手放す段階になると査定額は想像以上に低かった。輸入車の買い取り価格は国産車より厳しく見積もられる傾向にあるのだ。
一部国内ディーラーでは、輸入車下取りの支援制度を設けるところもある。こうした制度を上手く使いたい。
輸入車には唯一無二の魅力があることは間違いない。しかし、その裏にあるランニングコストや流通事情まで理解した上で選ばなければ、憧れは後悔へと変わってしまう。購入前には、維持のしやすさまで含めた現実的な検討が欠かせない。
★後悔しないためのポイント★
・憧れを買うには大きな対価への覚悟が必要
・特に地方都市ではサービス拠点が近くにあるか必ず確認
・輸入車ならではの特典を上手く使う
・維持費は十二分の準備を
・カタチだけでなく中身も輸入車オーナーになろう

















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