建造中の戦艦に擬装を施し試験航行したり、実験機に別機体の外装を使ったり……。「擬装」や「カモフラージュ」で何時間でも語り合えるのがマニアだ。ここではそんなマニアたちを熱くさせる日産の過去の擬装車をご紹介する。
※本稿は2026年9月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
日産 エルグランド(カモフラタイプ:黒布擬装)
2026年7月16日に発売されたばかりの新型エルグランド。しかし、発売前から擬装された姿が国内外でたびたび目撃されており、登場を待ちわびるファンの間では大きな話題となっていた。
そんな新型が初めて公の場で駆けたのが、2025年のジャパンモビリティショー直前に開催されたプロトタイプの試乗会。
テスト走行の実施やインテリアの公開はされていたものの、ボディには黒い布やビニール状の擬装が施されており、外観の全貌はまだまだ謎に包まれていた。
発売された今だからこそ振り返りたい、開発中ならではの貴重なカモフラージュ姿なのだ。
日産 GT-R(R35型・カモフラタイプ:ミュール)
V35スカイラインクーペの姿を借りてニュルブルクリンクを疾走していた、R35 GT-Rの開発初期試作車「SSV400」。振り返れば、R32デビュー時にもS13型シルビアのような擬装でテストを行っていたではないか。
開発中の3.8Lエンジンや新開発のトランスアクスル式4WDなどを搭載。まだR35のボディが完成していない段階で、パワートレーンやシャシーを実走で鍛えるため、既存のV35を写真のとおり“ガワ”として利用していたのである。
ニュルを走る姿は一見ただのV35ではあるものの、その中身はまさにGT-R誕生前夜の怪物だったのだ。
【画像ギャラリー】V35スカイラインにしか見えないのに中身は怪物!! ニュルを走る怪物誕生前夜が激アツ!(16枚)画像ギャラリー


















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