軽自動車も200万円級が珍しくなくなった今、スズキ アルトラパンには151万4700円で買えるHYBRID Gがある。しかも2025年の改良で、最安グレードまでマイルドハイブリッド化。燃費も上級グレードと同じ27.3km/Lだ。装備を割り切れるなら、実はこのGこそラパンの隠れた本命ではないか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スズキ
【画像ギャラリー】最上級グレードとの違いはホイールと内装の色!? 正直LやGでも超おしゃれ!(9枚)画像ギャラリー最安Gでも走りと安全装備は上級グレードと同じ
現行ラパンでまず注目したいのは、最安HYBRID Gも「ハイブリッド」を名乗ることだ。
2025年7月の商品改良で、ラパンは全車にR06D型エンジンとマイルドハイブリッドを採用。HYBRID Gの2WDは151万4700円ながら、49psを発生する660ccエンジンに最高出力2.6psのモーターを組み合わせる。上級のHYBRID L、HYBRID Xとパワートレーンそのものに差はない。
そして燃費も大きなポイント。2WDのWLTCモード燃費は27.3km/Lで、これもLやXとまったく同じだ。むしろ車重はGの2WDが700kgで、LとXの710kgより10kg軽い。最安グレードだから走りや燃費性能まで落とされているわけではないのである。
安全装備も手抜きなし。衝突被害軽減ブレーキのデュアルセンサーブレーキサポートIIをはじめ、前後の誤発進抑制機能、低速時ブレーキサポート、車線逸脱抑制機能、標識認識機能などを装備する。いまどきの軽に欲しい予防安全装備は、Gでもしっかり押さえられている。
Lとの差は8万6900円!! 割り切れるならGで十分
では上級グレードとの差はどこにあるのか。
ひとつ上のHYBRID Lは160万1600円で、Gとの差は8万6900円。LになるとヘッドランプがハロゲンからLEDとなり、マニュアルエアコンがフルオートエアコンへとグレードアップ。運転席シートリフターやチルトステアリングなども加わり、日常的な快適性は確実に高まる。
いっぽうGにもキーレスプッシュスタート、電動格納式ドアミラー、運転席シートヒーター、Type-CのUSB電源ソケットなどは備わる。つまり「安い軽」にありがちな、乗るたびに我慢を強いられるような仕様ではない。
弱点を挙げるなら、全方位モニター用カメラパッケージとスズキコネクト対応通信機をGには選べないこと。このあたりまで欲しいならL以上を選ぶべきだ。
逆に近距離の買い物や通勤が中心で、LEDライトやオートエアコンに強くこだわらないならどうだろう。ラパンらしいデザイン、低燃費のマイルドハイブリッド、充実した安全装備が151万4700円で手に入る。HYBRID Gは単なる「安いラパン」ではない。必要な部分にはしっかりお金をかけ、ぜいたく装備だけを省いた、かなり筋のいいベーシックグレードなのである!
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