1995年に登場し、「ミラクルシビック」の愛称で親しまれた6代目シビック。グランドシビック、サイバーシビックと受け継がれてきたスポーティな系譜をさらに進化させ、1.6L DOHC VTECエンジンは最高出力185PSにまで到達。そして1997年、満を持して登場したのが「初代シビック タイプR」でした。モータースポーツ直系の走りと日常使いできる扱いやすさを両立し、今なおテンロク(1.6L)FFスポーツの最高峰として世界中のファンから愛され続けています。当時の熱気が蘇る貴重なショットの数々を、ぜひお楽しみください。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
6代目シビックの外装
6代目シビックはワールドワイドコンセプトという考えのもと、すべての人に最善な価値を提供することを目的としていた。
広いガラスエリアやシングルゲートの大型ハッチ、またライト類をボディの四隅に配置することで、シビックにしかできない個性を表現。
シビックフェリオは使いやすく質感が高いセダンを目指し開発され、乗りやすく使い勝手のよい仕上がりに。
ルーフ回りはピラーを細くすることでシャープで若々しい表情を醸し出すようなデザインに。
シビックタイプRはNSX、インテグラに続いて開発されたファインチューニングモデルとなっていて、F1やインディカーなどで培った技術を詰め込んだモデルになっている。
またロングホイールベース、ショートボディにすることで運転の気持ちよさ、使いやすさ、安定性を兼ね備えたものに。
リアスポイラーをはじめとした空力技術を惜しみなく投入することで、走行安定性を確保した。またCD値(空気抵抗係数)を維持させたまま、CL値(揚力係数)を低減させていることで高速コーナリング時のリアの接地感を向上させた。
6代目シビックの内装
ボンネットフードがキチンと見えるよう設計されており、視界も格段にアップ。取り回し性能も向上している。
車内はホイールベースの延長により居住性がさらに高まったものになっていて、4人乗っても窮屈にならない空間が作り上げられている。
シビックフェリオは全高を15㎜高くしたことでヘッドクリアランスに余裕を持たせることができ、快適性を向上させた。
リアシートはシートの角度やドライビングポジションの最適化を行い足もとスペース、前席とのクリアランスも拡大。
シビックタイプRの内装はフロントシート、フロアマット、ドアライニングにレッドカラーを採用することで、高揚感を高める内装に。
ホールド性をアップすべくレカロシートが採用され、、高い横Gがかかった際でもしっかりと体を支えてくれる作りに。
メーターは視認性の高いオレンジ色の針が使われており、どんな状況でも見やすいものに。さらにカーボン調パネルを基本とすることでスポーティーなメーターに仕上げている。
シフトレバーにはチタン削り出しのものが奢られており、力強さを演出。また形状をサーキット走行で煮詰めることで操作性を徹底追及。
ラゲッジは2列目を立てた状態で225L、2列目を倒した状態で600L確保できるようにし、従来よりも荷室容量を50%アップさせた。
シビックフェリオの荷室も410Lを確保している。
エンジンの性能をフルに引き出すために開発されたホンダマルチマチックは従来のトルクコンバータタイプのオートマチック・トランスミッションとは異なり、変速時や走行中のトルクコンバータのスリップがないため、駆動効率に優れたものに。そうすることでクラス最高の燃費性能を実現。
また変速特性を変化させることができるモードも設定。低燃費な走行を可能にするEモード、スポーティな走行や登坂路走行に適したSモードを装備する。その結果、今までにない新たな楽しみ方が可能になったのだ。
衝突安全性能も磨き上げられたものになっており、様々な国の衝突安全基準を全世界基本骨格統一ボディとすることでクリアしている。フロント部分を効率よくエネルギーを吸収できる構造とすることで、安全性を向上させた。
側面衝突が起きた際に重要な部品となってくるドアビームを高剛性なものとすることで、室内へのドア侵入量の低減を実現。
シビックタイプRはトルク感応式ヘリカルLSDを搭載し、旋回時の優れたトラクション性能を実現。さらに旋回限界の向上と立ち上がり加速に優れた、小気味良い旋回フィールを実現。
そして制動力と耐フェード性能を向上させるためフロント15インチ、リア14インチのブレーキローターを搭載。
エンジンは高出力、高回転を実現するために吸排気効率を徹底的に追求しており、バルブ開口部の角度を鋭角化することで抵抗を減少させた。またピストンヘッドを隆起させることで圧縮比を高め燃焼効率を向上。
























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