【スバルEJ20型、ホンダK20C型…】ニッポンの名エンジン ベスト5

3.随一の自然吸気!! マツダ P5-VP型直4エンジン

 自然吸気エンジンではロードスターの1.5Lエンジンがいい。P5-VP型4気筒DOHCはロングストローク設計だが、プレミアムガソリン仕様にしたこともあり、レスポンスは鋭いし、高回転の氣持ちよさも増した。

 その気になれば7000回転まで使い切ることができ、6速MTを駆使しての走りが楽しい。パワフルとは言い難いが、持てる実力をフルに引き出しての走りは楽しい。6速ATでもそれなりに気持ちよく走れる。

ロードスター
ロードスター

4.輸入車に負けないV8の咆哮!! レクサス 2UR-GSE型エンジン

 ダウンサイジングの波を受け、6気筒、8気筒といったマルチシリンダーは少数派となっている。実力においても輸入車に負けているが、唯一、対抗できるのがレクサスLCやGS Fなどに積まれている5LのV型8気筒DOHCだ。

 2UR-GSE型エンジンはパフォーマンスも輸入車と遜色ない。しかも驚くほど滑らかに回り、応答レスポンスもシャープだ。実用域のトルクは太く、扱いやすいし、高回転まで気持ちよく回る。

 4000回転から上で発するエンジン音も官能的だ。制御も絶妙だからシフトダウンするのも楽しい。レクサスLCは最新の10速ATを組み合わせていることもあり、パドルシフトを使ってキレのいい変速を楽しめる。

レクサスLC
レクサスLC

5.軽3気筒の秀作!! スズキ R06A型ターボエンジン

 最後に、これからの主流になりそうな3気筒エンジンの秀作を選んでみた。快適性が高いのはNシリーズに積まれているホンダのS07B型3気筒DOHCエンジンだが、燃費でライバルをリードするのはスズキのR06A型3気筒DOHCだ。

 マイルドハイブリッドは、より高出力化したISG(モーター機能付き発電機)と大容量化したリチウムイオンバッテリーを採用し、最長10秒間、モーターによるクリープ走行が可能だ。アイドリングストップも滑らかに作動する。

 また、アルトワークスのターボエンジンは痛快な加速を披露し、ドライバビリティも良好だ。

アルトワークス
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