ミニバンならステップワゴンスパーダ
ミニバンの中で、運転が楽しく子育て世代に合った価格の割安な車種としては、ステップワゴンスパーダが挙げられる(編注:9月22日に新型ステップワゴンスパーダハイブリッドが登場!)。
全高が1800mmを超えるミニバンでありながら、低床プラットフォームの採用で重心が比較的低く、走行安定性も優れているから、運転した時にミニバンながら腰高感が気にならない。
加えて乗り降りもしやすい。スポーティグレードのスパーダでは足まわりが専用タイプになり、走行安定性と乗り心地のバランスも優れている。
SUVならスバル XV
SUVもスペース効率が高く、2列シート車の中ではチャイルドシートを装着しやすい。価格の割安感も含めると、最も推奨度が高いのはスバル XVだ。
4WDと相まって走行安定性が優れ、操舵に対する反応の仕方が正確だから、スポーティな運転感覚を楽しめる。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)が2670mmと長いため、後席の足元空間にも余裕があり、子供をチャイルドシートに座らせる作業もしやすい。
また、SUVだから最低地上高が200mmと余裕があり、車高が適度に高まることも、子供を抱えた時の乗降性を向上させている。背中を丸めて乗り込む必要がない。
SUVでありながら全高が1550mmに設定され、立体駐車場を使いやすいこともメリットだ。XVと同じボディを使うインプレッサスポーツも、車高は少し下がるが同様の使い勝手を備える。
コンパクトならノートe-POWER
コンパクトカーではハイブリッド車のノートe-POWERを取り上げたい。XVに比べるとスポーティ感覚は下がるが、エコ/スポーツモードでは、アクセルペダルを戻すと即座に回生充電が開始される。
充電効率を高めると同時に、アクセル操作による速度調節がしやすく、加減速が緩やかな市街ではブレーキペダルを踏む機会はほとんどない。アクセルペダルだけで速度を自由自在に調節できる運転感覚が楽しい。
ノートは2600mmのホイールベースで後席の足元空間が広く、子供をチャイルドシートに座らせる作業もスムーズに行える。全高が1550mm以下に収まり、重心が適度な高さに抑えられて立体駐車場を使いやすいことも特徴だ。
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