【シビックタイプR、フィット】現行ベストターボ&NAエンジン車 ホンダ編

ホンダのベストNA車はフィットRS

フィットRSに積まれる1.5L直噴エンジンは、フリードのほかジェイド、グレイス等にも搭載
フィットRSに積まれる1.5L直噴エンジンは、フリードのほかジェイド、グレイス等にも搭載

 自然吸気のノーマルエンジンでは、フィットやフリードなどの幅広い車種が搭載する1.5Lがベストだ。直噴式で可変バルブタイミングシステムのi-VTECを採用する。

 このエンジンの特徴は、吹き上がりが機敏なことだ。フィットRSで運転感覚を試すと、実用回転域の駆動力が相応に高いために扱いやすく、4400回転付近からは吹き上がりがさらに活発になる。

 フィットRSには6速MTも用意されるから、峠道では高回転域を保ちながらスポーティに走ることも可能だ。

 動力性能は最高出力が132ps/6600rpm、最大トルクは15.8kgm/4600rpmとなる。他メーカーの1.5Lエンジンは、最高出力が110ps、最大トルクは14.0~15.0kgm程度だから、ホンダの1.5Lは直噴式らしく性能が高い。

 ミニバンのフリードなどが搭載する実用エンジンをスポーティに仕上げるクルマ作りは往年のN360などを連想させる。どの車にも運転する楽しさが宿っている。

■L15B型エンジン【フィットRS、15XLほか】
・形式:直4DOHC
・排気量:1496cc
・最高出力:132ps/6600rpm
・最大トルク:15.8kgm/4600rpm

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!