■ホンダS660 198万円〜218万円
軽は実用車が主体だから「楽しいエンジン」というとなかなか難しいのだが、S660はかなりイイ線を行っている。
もちろん、その楽しさの半分以上はミッドシップオープンという車体のユニークさにあるのだが、制約の多い中サウンドチューンも含めてエンジン開発チームも健闘。日本の山道なら、ロードスターに負けないくらい走りを楽しめるクルマに仕上がっている。
とくに素晴らしいのは、一瞬ターボを忘れるほどフラットに伸びてゆく吹き上がり感。6MTで6000rpmオーバーまで引っ張ってシフトしてゆくと、NA時代の昔のシビックタイプRをちょっと彷彿させる心地よさがある。
■BMW M140i 632万円
最後に、輸入車からも一台、いま乗っておきたいピュア内燃機エンジンをあげるなら、ぼくだったらやはりBMWのストレート6を選ぶ。
もっとも安いモデルはM140i。3L直6ツインターボで340ps/51kgm。632万円はお安くないけど、このエンジンにはそれだけの魅力があると思います。
コメント
コメントの使い方