クルマを手放すならいつがベスト? 気になる買い取り額が下がるマイナス要因は何なのか!?


■喫煙歴有無と室内の匂い、ボディカラーの人気

 続いてはボディカラーだ。新車時にパールなどのオプションカラーは追加費用を支払うが、買取価格ではこの追加費用以上に差が付くことが多い。ほとんどのクルマの場合、白(パール)、ブラック、シルバーが定番色となり、シルバーを基準に白(パール)、ブラックが高くなる。

 そのいっぽうで、青や赤、黄色といった有彩色の買取価格は安くなる傾向がある。もちろんボディタイプや車種によって異なるケースはあるが、一般的に有彩色は安くなる。これは休日の高速道路のサービスエリアに行けばわかるが、ほとんど停車しているクルマのボディカラーは、白(パール)、ブラック、シルバーが定番色となっていることが多い。

中古車の場合、幅広い層の選択肢に入りやすい色が値段も高めになる傾向(moonrise@Adobe Stock)

 以前、3代目トヨタ『セルシオ』に設定されていたピンク色のボディカラーはパールに比べて買取価格が100万円ダウンという話を聞いたことがある。たかがボディカラー、されどボディカラーと言えるほど買取価格には影響があるのだ。

3代目セルシオには「ローズマイカメタリック」というピンク色のボディカラーが設定されていた。対して写真は「ダークブルーマイカ」のセルシオ

 以前は、禁煙車というのは喫煙車に比べて高い買取価格が提示されていた。しかし時代は変わりもはや禁煙車は当たり前となり、喫煙車は大幅にマイナス要因となっている。

 同じ匂いという点においてはペットを載せたクルマも買取価格は下がる傾向がある。抜けた毛を掃除していても、室内にこびりついた匂いはなかなか除去することはできない。また、小さなお子さんのいる家族の場合、お子さんの乗り物などをラゲージに積むことが多いはず。その際に泥などをしっかり落としてから載せないと臭いの原因となる。

 臭いという要素も買取価格に影響を与えるので要注意だ。汚れという点で昔は土足厳禁というクルマも多かったが、これは期待以上の買取価格には影響はないと言える。

■先進安全装備と車検切れまでの期間

 最近のトレンドでは、緊急ブレーキのような運転支援システムの普及により、こういった装備のないクルマの買取価格は下がる傾向がある。以前は安全装備というのはまったく査定に影響しなかったのだが、アイサイトをはじめとした運転支援システムの普及によりユーザーの意識が変わり、買取価格にも反映されるようになったのだ。

アイサイトをはじめ、先進安全装備は査定に有利な要素となる

 したがって運転支援システム、アイサイトをいち早く導入し多くの車種に搭載したスバル車の買取価格はほかのメーカーより高くなる傾向がある。また、最初にも書いたタイミングだが、車検が切れる半年前に手放さないと車検切れと認定されて、買取価格が下がってしまうのだ。

 クルマの買い換えを考えているのであれば、現在所有しているクルマの車検が切れる半年前までに買い換えを行わないと購入費用が余計に掛かることになる。

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