【フィット、エクストレイル…】大流行のHVより純ガソリン仕様がお得なクルマたち


■ホンダフィット

ホンダフィット(現行型は2013年9月発表)
ホンダフィット

エンジンはノーマルタイプが1.3Lと1.5Lで、これに1.5Lのハイブリッドが加わる。この内で最良の選択は1.3Lのノーマルエンジンだ。車両重量が約1トンと軽いから、1.3Lエンジンでもパワー不足を感じない。JC08モード燃費は24.6km/Lと優れ、34km/Lのハイブリッドと較べて大差はない。

その一方でハイブリッドの価格は、装備の違いを補正してもノーマルエンジンに比べて30万円高い。エコカー減税の違いを含めても、購入時の負担差額を燃料代の差額で取り戻すには、13〜14万kmの走行を要する。

ホンダフィットのハイブリッドは、ノーマルエンジンに比べて動力性能が高いが、7速DCTには今でも少しギクシャクした違和感が残る。こういった点を踏まえると、最も推奨されるグレードは、1.3Lのノーマルエンジンを搭載した13G・Lホンダセンシング(165万3480円)になる。

■トヨタカローラアクシオ

トヨタ・カローラアクシオ
トヨタ・カローラアクシオ

コンパクトなセダンとあって、フィットと同様、売れ筋となる1.5LのノーマルエンジンでもJC08モード燃費は23.4km/lと優れている。ハイブリッドは34.4km/lだが、価格も装備の違いを補正して約35万円高い。燃料代の差額で車両価格差を取り戻すには、約16万kmを走る。静粛性はハイブリッドが優れるが、1年間に2万km前後を走らない限り、経済性のメリットは際立たない。

またトヨタカローラアクシオはユーザーの平均年齢が高く、1年間の走行距離が5000kmに満たない使われ方をすることも多い。そうなるとハイブリッドを選ぶ価値が生じるのは、主に法人ユーザーになる。

それでもカローラアクシオのハイブリッドが堅調に売れるのは、「一度はハイブリッドに乗りたい」と考えるユーザーが購入しているからだ。初代プリウスが発売されて20年以上を経過したが、ハイブリッド車が本格的な普及を開始したのは、3代目の先代プリウスが発売された2009年頃からだ。今はクルマを買い替える周期が7〜9年に伸びたから、「今がハイブリッドの選び時」と考えるユーザーも少なくない。

この典型がカローラアクシオハイブリッドといえるが、合理的に考えると、ベストグレードは1.5Lのノーマルエンジンを搭載する1.5G(186万1920円)になる。

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