■海外セレブはGT-Rがお好き?
圧倒的なパフォーマンスを持つGT-Rだが、ほかのスーパースポーツたちに比べてその性能のわりにリーズナブルなのが特徴。そこに魅入られたセレブたちも多いのだ。
あの“世界最速の男”、ウサイン・ボルトもそのひとり。2012年モデルをベースにボディカラーをゴールドに仕立てたモデルが日産から贈呈されたのだが、実はそれより以前の2009年からGT-Rオーナーという筋金入り。
また、元メジャーリーガーで通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス(元インディアンス、レッドソックスほか)は昨年(2017年)、日本の独立リーグ「四国アイランドリーグ」の高知ファイティングドッグスに入団したが、日本に来る前からGT-Rを所有。岡山のショップに改造を依頼していたんだそうな。
2007年12月の現行型GT-R登場時、最もリーズナブルなグレードは777万円だった。性能に比べてその価格は大特価セールだと感じたものの、翌年の仕様変更では861万円に、さらにその翌年は869万円に値上がりし、ついに現在はベースグレードでも1000万円を超える。
「高くなっちゃったなぁ……」と、買えるわけでもないのになぜだか切ない思いを胸に抱くファンも多いと思うがしかし、こうして海外事情を眺めてみると、日本で生まれ、日本で作られるGT-Rが(まだ比較的)手頃な価格で手に入れられる日本人は幸せなのかなと思ったりもしませんか。
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