N-BOXは軽を超えた乗り心地
軽自動車ではN-BOXだ。もうこれは軽自動車のレベルではない。静粛性とソフトなサスペンションによる乗り心地に惚れる。しかし、値段は高いが。
ミニバンではステップワゴン(245万5920円~)。なんだかマイナーチェンジ後のフィットも含め、最近のホンダ車は、何かに目覚めたかのように乗り心地が良くなっている。そのうえ、ハンドリングもしっかりとキープしているのだ。
ただし、SUVのヴェゼル。乗り心地は良くなっているのだが、その分ハンドリングで若干のダルさが見え隠れするようになった。これはフィットと共通のプラットフォームを使っているから、と見ている。
静粛性とハンドリングも高次元なCX-5
SUVで挙げるならCX-5だろう。静粛性はもちろんだが、ハンドリングを損なわないレベルで乗り心地を達成。そのバランスが最も釣り合っているSUVといえる。
シートの乗り心地もバツグンだ。ただ、300万円を超えるモデルもあるので、そこは判断の分かれるところだ。
車高の違い、サスペンションの型式。様々な要因のなかで乗り心地はつくられる。静粛性を挙げたのは、音は振動によって発生するからだ。
つまり、ボディの2次振動があれば静粛性も損なわれる。それを防止する堅剛なボディは1次振動が大きくなる。
そこをサスペンションやタイヤで、いかに角を丸くして乗り心地の良い車のように見せるか? が最近の主流だった。
しかし、これからは昔の車のようにしっかりとサスペンションストロークをとり、しなやかに動かしながら、乗り心地とハンドリングを両立させることがキモとなるだろう。
【まとめ】乗り心地優良車 6選
・輸入コンパクト編/ルノー トゥインゴ
・Cセグ国産ハッチバック編/ホンダ シビック
・Cセグ輸入ハッチバック編/プジョー 308
・軽自動車編/ホンダ N-BOX
・ミニバン編/ホンダ ステップワゴン
・SUV編/マツダ CX-5
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