セレナ、N-BOX、プリウス…あの絶賛車の【それでも弱点】を挙げる6選

王道プリウス、要改善点は乗り心地と視界

2015年12月にフルモデルチェンジしたプリウス。4代目となる現行型は、従来モデルと比べて大幅に操安性能が向上。販売台数は普通乗用車では堂々トップで2017年度は14万9083台を売り上げた
2015年12月にフルモデルチェンジしたプリウス。4代目となる現行型は、従来モデルと比べて大幅に操安性能が向上。販売台数は普通乗用車では堂々トップで2017年度は14万9083台を売り上げた

 走行安定性のバランスが悪い。先代型に比べると機敏に良く曲がってスポーティだが、旋回中に危険を回避する時などは、後輪の接地性が削がれやすい。 このバランスの不満は、高重心でありながらC-HRで大幅に改善され、低重心のカローラスポーツでも良くなった。これら改善の成果は、今後プリウスのマイナーチェンジで反映される。

 また、プリウスは乗り心地でも改良の余地を残す。タイヤが路上を転がる時に発する騒音も耳障りだ。デザインでは、外観が鋭角的だから、斜め後方の視界も悪い。

 後席に座った時の閉鎖感にも注意したい。サイドウインドウが狭いために側方が見えにくく、天井を後方に向けて下げているから、頭上の空間も不足した。荷室についても、床面積は広いが、背の高い荷物は積みにくい。

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