■総合評価
内外装の質感、4名乗車時の快適性、乗り心地などを総合的に判断すると、ヴェゼルが最も買い得度だ。ヴェゼルe:HEV・Zの価格は約290万円と高いが、装備内容も含めて、価格に見合う上質感を備える。CR-Vと比べても質が高く感じるほどだ。
総合評価の2位は、価格の割安感を考えるとヤリスクロスになる。この3車の中でとらえると、ヤリスクロスはヴェゼルやキックスに比べて質感や乗り心地が劣るが、運転感覚が機敏で燃費も優れ、価格は割安だ。ヴェゼルがファミリー派、ヤリスクロスは2名以内の乗車で使うパーソナル派の個性を際立たせた。
キックスはこの2車の中間的な存在だ。個性が弱い印象も受けるが、4名で乗車した時の荷室は最も広い。実用指向の価値が備わる。世界観は同じ日産のエクストレイルにも似ていてツール感覚を強めた。
以上のように、コンパクトSUVには個性的な車種がそろう。この3車種を乗り比べて選ぶと良いだろう。
*順位
・No.1:ヴェゼル
・No.2:ヤリスクロス
・No.3:キックス
【画像ギャラリー】豪華トリプルスレット・マッチ!! 総合力に勝るコンパクトSUVはヤリスクロスかヴェゼルかキックスか!?
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