1万円台と言ってあなどれない!! コスパにも優れた1DINオーディオはこれを買って正解!

1万円台と言ってあなどれない!! コスパにも優れた1DINオーディオはこれを買って正解!

 新しい自動車技術を用いたCASE時代の到来と共に、これまでそれぞれが独立していたカーナビやカーオーディオは「インフォテイメントシステム」という呼称で通信との連携なども含め進化を続けている。

 それでは“元祖”とも言えるカーオーディオは本当に終末に向かっているのか? 実は地味(失礼)に売れているのだ。

 そこでとにかく低価格で高性能、言い換えればコスパ抜群の「1万円台で買えるカーオーディオ」を選んでみた。

文/高山正寛、写真/Pioneer、Kenwood

【画像ギャラリー】まだまだ人気の1DINタイプオーディオ!! 1万円台で買える低価格高性能カーオーディオ!!


■FM補完放送に対応しているか

FM補完放送(ワイドFM)で、AM放送をFMの高音質で楽しめるようになった。FM補完放送に対応しているかがカーオーディオを選ぶ上でのポイントのひとつだ

 まず知っておきたいのが、過去のカーオーディオと大きく異なるのが再生できるメディアの変化と種類だ。

 もちろん、どんなカーオーディオでもラジオを聴くためのチューナーは搭載されているが、関東圏では2015年12月7日より本放送を開始した(他エリアではすでに開始していた局もある)「FM補完放送(ワイドFM)」に対応しているか、がポイントだ。

 ワイドFMは主に関東圏での呼称だが、これまでのAM放送は電波の特性上、運転時の受信性能には優れていたが、音質的にはいまひとつだった。これを文字通りFM電波で「補完」することで高音質で番組を楽しめるようになった。この他にもFM補完放送に関しては難聴対策などの目的も含まれる。

■Bluetooth、またはUSB接続が重要

スマホ内のメディアを再生するためにはBluetoothによる無線接続か、USBによる有線接続かも重要だ。それぞれにメリットがあるので好みで選ぼう

 クルマに限らず、ライフスタイルを劇的に変化させたのがスマホ(スマートフォン)であることは間違いない。

 本体に音楽データを収録して、どこでも楽しむことができることは昔からあったが、昨今はデータですら本体に入れず、通信を活用することで驚異的とも言える楽曲数を誇る「サブスクリプション」系のサービスも加速度的に進化している。

 これらを再生するために必要なのが
1)Bluetoothによる無線接続
2)USBによる有線接続
である。

 それぞれの細かい説明は不要だが、Bluetoothならば、スマホをカバンなどに入れっぱなしでもシームレスに音楽再生を楽しめる。

 一方で有線接続の場合はカーオーディオにダイレクトに接続できるので、音質面でも(若干)有利だし、信号が途切れる心配も基本はない。さらにスマホ等への充電も行える機器も多いので、こちらにもメリットは十分ある。

■ディスクメディアは無くなるのか?

CDもまだまだ支持されているので、CD再生機能がなくなるのはまだまだ先の話だろう。スマホ側からCDの再生音質を調整する機能を搭載するものもある

 結論から言うと、まだまだ無くならない。主流は前述したメディアに移行しつつも、CDなどのメディアは高い年齢層には支持されている。

 一方でクルマという熱や振動などの厳しい環境下で機械的にメカであるディスクドライブは耐久性なども考慮して非常に頑丈に作られている。言い換えればこれが無くなれば大幅なコストダウンを図ることもできるのである。

 この他にもスマホ側にカーオーディオと連携できるアプリをインストールすることで音楽再生における多彩なコントロール、例えばスマホの画面上で詳細な楽曲データの表示、さらに細かな音質面の調整なども行えるものも増えてきている。

 また現在国内で販売されているのは「カロッツェリア(パイオニア)」と「ケンウッド(JVCケンウッド)」が市場のほとんどを占有していることも覚えておきたい。

 これらからも侮ることができない実力を持った「カーオーディオ」が1万円台で手に入れることができるなんて、考え方によっては本当に幸せな時代なのかもしれない。

次ページは : ■厳選!! 高コスパ1DINオーディオ