1万円台と言ってあなどれない!! コスパにも優れた1DINオーディオはこれを買って正解!

【番外】2万円を超えるが根強い人気のモデル

◆残念ながら2万円超え、しかしスマホを直接設置できる唯一無二の1DINオーディオ

カロッツェリア MVH-7500SC(実勢市場価格:2万3000円前後) 1万円台をオーバーするが、スマホを直接設置できる1DINオーディオとして要注目だ
カロッツェリア MVH-7500SC(実勢市場価格:2万3000円前後) 1万円台をオーバーするが、スマホを直接設置できる1DINオーディオとして要注目だ

カロッツェリア MVH-7500SC
オープン価格(実勢市場価格:2万3000円前後)

 実勢価格が2万円を超えてしまったので「番外」とするが、2018年10月の発売後も未だに根強い人気を誇るのがこのモデルだ。

 最大の特徴は本体にスマートフォンを固定する「クレードル」が内蔵されている点。これに対応するスマホを挟むことでまるでAV機能付きカーナビのように使うことができる。

 さらに素晴らしいのはクレードルが回転するのでスマホを縦に表示できることだ。特にナビアプリの場合、縦画面にすることで進行方向の“その先”までを同じスケールで見ることができる。渋滞を確認したい際にも有効なのである。

 操作系はほかの1DINオーディオに比べると非常にシンプルだ。Bluetoothによる接続はもちろん、専用アプリ「Pioneer Smart Sync」による部分が大きいのだが、これはスマホに多くの情報を表示させることを前提としているので、本体にはAV/ナビ/音声/メッセージ/電話のハードキーが配置される。

 各ボタンはサイズ的にも大きく、これにより各機能をダイレクトに呼び出すことができる。また一部の純正のステリアングリモコンでの操作にも対応する。

 前述したように発売は少し前だが、細かなアップデートも行われており、また極めて少ないが某ECサイトでは1万8000円代で販売されていた。

 一時期はこの価格周辺で販売されていたが、全体的に在庫も少なくなってきたこともあり、価格は上昇傾向にある。後継機の噂も聞こえてこない中、狙うなら最後のタイミングとも言えるだろう。

 最後に最も大事な取付可能なスマホのサイズだが、高さ:58~170mm、横幅:58~87mm、厚さ:4~10mm、重量:0.25kg以下となっている。

 昨今は6インチを超える大画面のスマホもかなり多く、それに伴い厚さや重量も増している。またスマホ保護のためにケースやジャケットを装着している場合、それも含めた上での寸法を自分で確認しないといざという時に取付できない可能性もあるので注意したい。

 クレードル自体は本体に格納することもできるのでスマホを使わない時はスッキリとした普通の1DINオーディオとなる。

【画像ギャラリー】まだまだ人気の1DINタイプオーディオ!! 1万円台で買える低価格高性能カーオーディオ!!

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