■CX-5やクロスビーも価格が抑えられている
立派な外観と広い室内を備えながら、価格を割安に抑えて注目されるのがCX-5だ。2.2Lクリーンディーゼルターボを搭載するXDプロアクティブは、2Lガソリンの20Sプロアクティブに比べると、最高出力は1.3倍、最大トルクは2.3倍に増強されて、燃料代は30%節約できる。
価格はディーゼルが約32万円高いが、税額はガソリンに比べて約12万円安いから、実質差額は20万円に縮まる。このようにCX-5のディーゼルは動力性能が高く、燃料代は安く、価格も割安だ。
XDプロアクティブは装備も充実しており、渋滞時の運転を支援するクルージング&トラフィックサポート&ワイヤレス充電は、セットオプションながら価格は3万3000円と格安だ。センターディスプレイも、2万2000円でサイズを拡大できる。
マツダ車はオプション価格が安い。
価格をさらに安く抑えた実用指向のSUVとしては、コンパクトなクロスビーが挙げられる。
特に買い得なグレードは、最上級のハイブリッドMZだ。中級のハイブリッドMVに比べて、約11万円の価格アップで、LEDヘッドランプやプレミアムUV&IRカットガラスなどが加わる。
■アウトランダーは「P」グレードが割安!
最後は新型車のアウトランダーだ。全車がプラグインハイブリッドで、前後にモーターを配置した4WDを搭載する。アウトランダーでは、グレード選びに注意が必要だ。
中級グレードに位置する3列シートのGに、本革シートなどのパッケージ(25万3000円)、ヘッドアップディスプレイ(7万7000円)、BOSEプレミアムサウンドシステム(10万4500円)をオプション装着すると、車両価格との合計金額が543万700円になる。
そして、これらをすべて標準装着した最上級グレードに位置するPは532万700円。そう、中級グレードより最上級グレードのほうが安くなる、という逆転現象が生じるということになる!
このようにオプション装備を充実させた中級グレードのGが高い、というワケではなく、最上級グレードのPの価格が割安、というのがアウトランダーPHEVの特色でもある。
重ねて伝えたいが、11万円も価格が安いPグレードは、BOSEプレミアムサウンドシステムやヘッドアップディスプレイが加わり、エアコンも3ゾーン独立温度調節機能を備えたタイプになり、断然お得だ!
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