開業してから1年足らずで運行停止となった悲運の高速バス「天羽日東バス」

■地元の利用者にとっては便利な東京への足として機能する

共同運行、日東交通の車両
共同運行、日東交通の車両

 すでに千葉市内であり県庁では約半数の人が降車し、定時に到着している。多くの千葉行き路線バスとともに市内を走り、道路の突き当りには千葉駅が見えてきた。

 2004年に開業して以来、1年もしないうちに運行はとりやめとなった。いまはなき天羽日東バスにとっては唯一の高速路線として歴史に残る路線と言えよう。

 人の流れを聞いてみると、県庁所在地千葉を通り過ぎ東京へ向かう人が多く利用者が延びず残念に思う。

 現在では館山道が全通し、東京行「なのはな号」が朝便を中心とする半数近くの便が、一般国道を経由して竹岡、上総湊の街に停車するため、地元の人たちにとっては千葉行きをしのぐ便数があることになり、東京への便利な足として活躍している。

【画像ギャラリー】開業から1年足らずで姿を消した思い出の長距離バスを振り返る・天羽日東バス:編(7枚)画像ギャラリー

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