意外な落とし穴? やってはいけない油膜・水垢を招く行為
■汚れたワイパーをそのまま使う
ガラスを綺麗にしても汚れが付着したワイパーをそのまま使えば、油膜や水垢の原因を新たに塗り広げているのと変わらない。ワイパーブレードはカーシャンプーなどの洗剤を付けた洗車スポンジやキッチンペーパーなどで軽く拭き、定期的に取り換えよう。
■炎天下での洗車
炎天下で熱くなった状態のガラスやボディに水をかけると、すぐに蒸発してイオンデポジットの原因になってしまう。ガラスのコーティング剤などもムラになったり焼き付いて油膜の原因になってしまうことも。
洗車をするなら曇りの日がベストだが、晴れた日に行う場合は日陰の場所を選んだり、水をかけ続けてガラスを冷やしてから作業をするなどの手順を挟み、再びガラスの温度が上がってしまう前に手早く作業を終わらせ、最後はしっかりと水分を拭き取ろう。
■井戸水を使っての洗車
水垢の原因が水道水の中に含まれるミネラル分なのは先に述べた通り。そして井戸水には水道水よりもミネラル分が多く含まれているため強固なウロコになりやすいのだ。
回数を重ねると専用クリーナーを使っても除去が難しくなってしまうので井戸水で洗ってしまった際はできるだけ早い段階で専用クリーナーを使って除去しよう。最近では、水道水をろ過してミネラル分や不純物を取り除く機能を持った洗車用純水器のような製品が発売されている。
地道な対策が油膜・水垢の根本解決法
普通にクルマを使いながら油膜や水垢の原因である雨や大気中の油分などを防ぎきることは残念ながら不可能だ。地道だがここで紹介するような油膜や水垢の原因を付着しにくくし、発生しても早めに落とすことだけが有効な対策となる。
■屋外駐車場を極力避ける(屋外ならボディカバー)
油膜も水垢も雨の水分が引き金となって引き起こされることは共通している。青空駐車の場合、ボディカバーをかけるなど、できる限り雨ざらしの状態を避けるように心掛けよう。そして雨が上がったら水分を拭くことで油膜・水垢の発生を防ぐことができる。
■ガラスコーティングを施す
ガラスコーティングをしていれば水洗い程度で汚れを落とすことができる。コーティングをする前の注意点は、作業前に水垢と油膜を取り除いておくことだ。汚れの上からコーティングしてしまうと撥水性が十分に発揮されないばかりか、コーティングの持ちも悪くなってしまう。
■定期的な洗車
油膜も水垢も軽度な段階であれば落とすのはそう難しいことではない。基本的なことだが、定期的に洗車を行うことで専用クリーナーをしないといけないレベルになる前に食い止めることができる。
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