■評論家3人 イチオシの1台!
ここからは、それぞれの評論家がイチオシしてくれたクルマたちを紹介していこう。
■渡辺 敏史の1台!…プジョー308(279万〜436万円)
渡辺氏が1位にプッシュしたのは、総合でも2位に入ったプジョー308。「VWゴルフと走りでもガチでいけるCセグモデルで、なおかつ1.6Lディーゼルが性能的にもランニングコスト的にも魅力的なところです。足りないのは今の価値観でいうとADAS(先進運転支援システム)系くらい。個人的な感覚で308のほうがゴルフよりも“人肌っぽい”感じで乗り心地も有機的。対するゴルフは、静粛性も上で乗り心地もいいけど、全体的にドライでデジタル、なにか無機質な印象があります」
■岡本 幸一郎の1台!…プジョー5008(404万〜454万円)
岡本氏が1位にしたのがこのプジョー5008。ランキング全体では28位に位置した1台。「昨年導入されたモデルのなかで選ぼうと思ったのと、先に3008に乗ってパッケージングがいいなと思ったのですが、5008はさほどサイズアップさせずにちゃんと使える3列シートを成立させて、なおかつ乗り味も見た目の高級感もあって、デザインもよかった。500万円でお釣りが来ますしね」とは、岡本氏の弁である。
■松田 秀士の1台!…BMW1シリーズ(317万〜463万円)
松田氏のチョイスはBMW1シリーズ。2011年に登場した現行モデルは2015年にフェイスリフトを敢行。直6、3Lツインターボ車以外はすべて500万円以内で購入可能だ。全体でも5位に選ばれているが、氏のチョイスにはならではの経験が。「もうこのFRパッケージのモデルは現行型が最後だし、もう出てこないだろうからね。昨年中国でFFの1シリーズセダンに乗ったんだけど、今後のBMWはこうなっちゃうんだなと思って。今こそ現行1シリーズにはクルマ好きに乗ってほしいね」
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